十輪院
(住所) 広島県府中市鵜飼町147〜1

(本尊) 聖観世音菩薩

(御詠歌)
 しなしなに たつるみのりは
   よのひとの
  ちちにわかるる こころをそとく 
( 見 所 )
 珀明洞 (洞窟内に三十三体の観世音菩薩像を安置)
十輪院( 由 来 )
当院は、貞和元年十一月、
栄明寺住職宥範の弟子範栄の開基。

昔、讃州誕生院の法印宥範上人が
勅を受けて栄明寺を開きし時、
聖観音を目崎村西明坊より
栄明寺に移して本尊とせしが、
その後当寺に移して本尊として
東地寺を建立した。

栄明寺十八世宥地上人当寺を
中興して、珀明山十輪院と改称。

明治3年11月8日、昭和2年
2月10日と二度の大火にあい、旧基ことごとく焼失せしが、いずれも本尊及び
観音堂は難をのがれ、すこぶる霊験的である

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