光明寺
(住所) 備前市三石148

(本尊) 十一面観世音菩薩

(御詠歌)
 めぐりきて 日光山の ふところに
  ほとけの慈悲に すがるうれしさ  
( 見 所 )
 明治天皇行在所句碑
( 由 来 )
当寺は、往古、報恩大師の創建と伝え、御本尊は
行基菩薩の作にして秘仏とされている。
御本尊様のそのお姿は、華麗にして荘厳、御身の丈155センチ、
一木造りなり。右の手は衆生救済のために垂れたまい、
左のみ手に蓮の花を持したもう。
多々の願いを聞きたもう仏なれど、子宝に恵まれる観音さまという。

本堂右手奥に宗祖弘法大師を、左手奥に愛染明王を
安置している。

現在の地に堂宇伽藍の造営が行われたのは、
寛文年間であり、明治十六年には現在の客殿の修改築が行われ、
明治18年8月、明治天皇御駐泊所たる行在所として光栄を極める。
その後昭和9年、現在の本堂が完成する。

山門は、竜宮の門の形どり、極楽浄土への入り口なり。
境内に入って左のお地蔵さまは、古来より乳授けのお地蔵さまとして
信仰を集めている。
周辺地図