日本画「源氏絵浮舟」 07021
板谷慶舟 画
寛政9年(1797年)
31×47 cm


↓落款 ↓落款
読み
↓裏書 ↓裏書
読み
↓落款印
 


訳 注
(落款)慶舟(けいしゅう) 慶舟は板谷慶舟のこと
(落款)藤原 藤原は板谷家の出自が藤原氏であることから
(落款)廣當(ひろまさ) 廣當は板谷慶舟の名
(裏書)源氏繪 =源氏絵。『源氏物語』を題材とした絵画。この長編の各部分から,物語の展開に重要な場面や趣深い挿話を抽出して絵画化し,絵巻や冊子絵として鑑賞するのが当初の形式で,原典成立後まもなく制作されたと思われる。
(裏書)浮舟 源氏物語 第五十一帖 浮舟帖のこと。
巻名は、の庇護を受けていた女が匂宮に連れ出されて宇治川対岸の隠れ家へ向かう途中に詠んだ和歌
「橘の小島の色はかはらじをこのうき舟ぞゆくへ知られぬ」
(橘の茂る小島の色のようにあなたの心は変わらないかも知れないけれど、水に浮く小舟のような私の身は不安定でどこへ漂ってゆくかも知れません)
に因む。
(裏書)慶舟 慶舟は板谷慶舟のこと
(落款印)廣當之印 廣當は板谷慶舟の名


2015年3月6日追加●