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▼ 家具・木工用語辞典 | 収録用語数:1023語 |
【く】行に現在登録されている用語は次のとおりです。 | ||||||||
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中国の雲南省・四川省、チベットなどに生育するマツ科トウヒ属の針葉樹。材の色調は、辺心材の区分は不明瞭で全体に淡い黄白色を呈す。木質は、やや軽軟で耐久性や強度は低い。加工性や材の安定性は良い。また、マツ科独特の臭いや樹脂分は少ない。建築用材、建具材、内装材などに用いられる。云杉(ウンスギ)、中国スプルース、ドラゴンスプルースとも言う。 | |
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カリフォルニア一帯に生育するクルミ科の広葉樹。心材はチョコレート色から濃い赤褐色を呈し、明暗の縞を有する。幹に大きな瘤を作り、製材したときに綺麗な瘤杢が現れる。装飾的価値が高く、家具や楽器材、つき板、高級車のダッシュボードなどに利用される。 | |
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ねじのついたコの字形の金具で、板と板を接着させる時などに固定させておくための道具。 |
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ブナ科クリ属の広葉樹で我が国全域や朝鮮などに分布。心材は褐色で年輪は明瞭。材は重硬で、弾力に富み、水湿によく耐える。肌目は粗い。タンニンが多く、年月を経ると徐々に黒ずむ。柴栗(シバグリ)とも言う。英語ではチェスナット、中国語は板栗。 | |
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部材を刳(く)って曲面にした部分。建築や家具の部分装飾に用いる。 |
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ナンヨウスギ科の針葉樹。 ニューギニアに産する。 材は、白色ないし淡い黄白色を呈す。家具、 合板、木型、マッチの軸、割り箸などに用いられる。日本のマツやスギとは何の関係ない。 | |
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箪笥の下部に車を付けて、火事などの災害時に綱を付けて引張って容易に移動できるようにしたもの。 | |
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箪笥が普及する以前の江戸初期に流行った、上に開く蓋(ふた)が付いた大型の収納箱。下部に車が付いているのが特徴で、火事の際に長持ごと曳いて運び出せるので便利であったが、明暦三年 (1657) に起った江戸大火の時、皆が一斉に車長持を引き出したため路地がふさがれて大惨事が起きた。そのため幕府は、江戸、大坂、京都の三都で車長持の製造を禁止した。その後の長持は、棹を通して担いで運べるタイプが主流になる。 | |
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胡桃やナッツの実から取れる乾性油で、天然植物の中でも乾くと固まる性質をもった油。 木材に浸透すると樹脂化して木の補強や防水効果を発揮する。 また、素地に独特の光沢がでて自然な仕上がりを得ることができる。調理にも用いられ舐めても安全なので、家具の他にも木製玩具や麺棒の手入れなどにも塗られる。乾燥までの時間は長く、塗膜はほとんど残らない。 |
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一度塗った塗料をウエスやブラシで拭き取ってぼかし、いかにも時代がかったような仕上げにする塗装方法。欧米のアンティーク家具に多く取り入れられている。 |
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