
屋久杉

スギ科スギ属の常緑針葉樹。
学名 :Cryptomeria japonica

鹿児島県屋久島の標高500mを超える山地に自生している天然のスギ

心材は赤味を帯びた茶褐色を呈する。

成長が遅くて年輪幅は狭く木目が詰っている。また、樹脂分が多くて腐りにくい特徴を持つ。抗菌・防虫効果もあるとされる。
気乾比重 : 0.4

高級材として家具、衝立、建具のほか建築の天井板、欄間、工芸品などに使われる。

杉の平均的な樹齢は3百年余りとされるが、屋久杉は樹齢2千年を超える巨木が見られる。
屋久島では樹齢千年以上の杉を特に「屋久杉」と呼び、それ以下の杉を「小杉」、植林の杉を「地杉」と呼んで区別している。