
ラブラ labula
[その他の名称]
ラブラはニューギニア名で、マレーシア・インドネシアではカランパヤン (Kalampayang) 、フィリピンではカアトアンバンカル (Kaatoan bangkal)、インド・ビルマ・パスキタンではカダムと呼ばれる。

アカネ科 Anthocephalus 属の広葉樹

東南アジアからニューギニア地域に多い。

辺心材の差は不明瞭で、全体に淡い黄白色〜黄褐色。

木質は軽軟で、木理は交錯し、肌目は粗い。材で青変菌の害を受けやすく、耐久性は劣る。
気乾比重 : 0.35〜0.52

家具用の芯材、マッチの軸、合板材、パルプ材など。

造林用の早成樹種として植えられる。
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