
クリ 【栗】 chestnut
[その他の名称]
シバグリ 【柴栗】

ブナ科クリ属の落葉広葉樹。環孔材。
学名 : Castanea crenata Sieb. et Zucc.

北海道西南部から本州、四国、九州に生育。また、朝鮮などにも分布。

辺材は狭く、褐色を帯びた灰白色。心材は褐色。材はタンニンを多く含み、年数が経つと徐々に濃くなり栗色から黒褐色に変化する。年輪は明瞭。

材は重硬で弾力に富む。水湿によく耐え、材の保存性は極めて高い。加工はやや困難。釘打ちなどで割れやすく予備穴が必要。
気乾比重 : 0.55

家具材、器具材、建築用の土台、土木材、枕木、坑木など。

樹高は約10mに達する。大径木は少ない。
6月頃に花穂を出し、独特の臭いがある淡黄色の細花をつける。
英語で栗はチェスナット (chestnut) と言う。
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