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桂材
かつら 【桂】

[その他の名称]
コウノキ【香の木】 


カツラ科カツラ属の落葉広葉樹。散孔材
学名 : Cercidiphyllum japonicum


我が国特産種で日本各地に自生する。多くは北海道に産する。


辺心材の境界は明瞭で、辺材は淡い緑黄色。心材は褐色。年輪はやや明瞭。


ホオ(朴)と性質が良く似ており、やや軽軟材で、木質は密。加工は容易であるが、やや狂いやすい。
気乾比重 : 0.40〜0.50


器具材、造作材、ベニヤ材、彫刻材、鉛筆材、碁・将棋盤、裁縫板など。


樹高は30m位にまでなる。葉は心臓形をしている。春先に、葉に先だって暗紅色の花をつける。
夏から秋に葉を採り、それを乾かして粉にしてお香を作るので、コウノキ(香の木)とも言う。
また、雌雄異株で雄株の新芽は美しい紅色を呈する。そこで、雄株を緋桂(ヒカツラ)、雌株を青桂(アオカツラ)と呼ぶことがある。



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