
ブビンガ Bubinga
[その他の名称]
ケバジンゴ(Kevazingo)、エシンガン(Essingang)、オベシ、ワカ

マメ科 Guibourtia 属の広葉樹。環孔性散孔材。
学名 : G.tessmannii J.Leonard.

カメルーン、ガボンなどの熱帯アフリカ

辺心材の差は明瞭で、心材は赤褐色で赤ないし桃褐色の縞が現れる。辺材は淡色。

木質は重硬で加工や乾燥は困難。強度があり、折れや裂けに対しても粘りがある。耐久性に優れ、特に白蟻などの虫害に強い。
気乾比重 : 0.86〜0.94

家具材、床材、室内装飾材、彫刻材、ドア材、突き板など。

幹の直径は1m、樹高は25〜30mに達する。
日本の和太鼓の胴には古来より欅が利用されてきましたが、近年大きな径の木が採れなくなったので、欅に代わりこのブビンガが和太鼓の胴に利用されいる。