
ニューギニア バスウッド New guinea basswood
[その他の名称]
フィリピンではグバス (Gubas) 、マレーシアではセセンドッグ (Sesendok) などと呼ばれる。

トウダイグサ科 Endospermum 属の広葉樹。
学名 : E.medullosum、E.moluccanum、E.peltatum を含む Endospermum spp.

東南アジアから太平洋地域にかけて分布。早成樹種として造林されることもある。

辺心材の区分は明らかでなく、材の色調は全体に淡い黄白色を呈す。

軽軟な材で、木理は通直ないしやや交錯し、肌目は粗い。青変菌の害を受けやすい。貯木の際に悪臭を発することがある。
気乾比重 : 0.40〜0.48

引出しの側板、合板材、マッチの軸木、木ヒール、梱包用材など。

バスウッドの名がつくが、シナノキ類のバスウッドとは関係ない。