
ホワイトシリス Wihte siris

ニガキ科 Ailanthus 属の広葉樹。
学名:A.integrifolia

東南アジアからニューギニアにかけて広く分布。我が国への入荷は、殆んどがパプアニューギニアからである。

辺心材の区分は特に明らかでなく、材の色調は全体に淡い黄白色ないし黄褐色を呈する。材が古くなると灰色を帯びるようになる。板目面には光沢がある。

木質はやや軽軟で、木理は通直、木肌はやや粗い。青変菌の害を受けやすく、耐久性は低い。
気乾比重 : 0.42

家具用芯材、引出しの側板、マッチの軸木、羽目板、合板材など。

材を噛むと、口の中に少し苦味が残る。