
クンバンスマンコ Kembang Semangkok
[その他の名称]
ケンバンサマンコ、ケバンス

アオギリ科の Scaphium 属の落葉性広葉樹。
学名 : Scaphium macropodum、Scaphium affine

タイ、マレーシア、インドネシアなど

心材は淡い黄褐色で、ピンク色がかることもある。

材質はやや重硬で加工性は良好。肌目はやや粗く、ブナに似た独特の木目が特徴。
材にはシリカが多く含まれる。
比重:0.7

家具材、造作材、合板など

現地名のクンバンスマンコあるいはケンバンサマンコの呼び名は日本には馴染まないので、最後の3文字が省略され日本では一般に「ケバンス」と呼ばれている。
大きな実がなり食用になる。漢方薬のお店では莫大海(バクダイカイ)として売られている。