
トネリコ Japanese ash
[その他の名称]
サトトネリコ、カントウトネリコ、タモノキ

モクセイ科トネリコ属の広葉樹。環孔材
学名:Fraxinus japonica Blume

日本特産の材で本州中部以北に生育する。産出量は少ない。

辺心材の区分はやや明瞭で、辺材は淡い黄白色、心材は黄色を帯びた淡褐色を呈する。

材質は重硬で強靭。粘りがあり、曲げに強い。
乾燥比重は0.76

野球のバットやテニスのラケット、ステッキ、漆器木地など。戦前は飛行機のプロペラにも使われていた。

4〜5月頃に淡緑色の細花をつける。雌雄異株。