福性院
(住所) 福山市芦田町福田二六八九

(本尊) 十一面観世音菩薩

(御詠歌) 
ひとすじに 祈れば迷い 晴れゆきて
福の性(ココロ)の 満つるうれしさ
瑜祇塔
(見所)
 
瑜 祇 塔(築約200年/平成になって大修復)
鴻巣山新四国八十八霊場
奥之院大師堂(眺望良好)
眺望( 由 来 )
清和天皇の御代、行教大和上の
開基にて本覚大師即ち益信僧正に
附嘱された霊刹である。
貞勧九年、行教和上が九州
宇佐八幡宮に産籠の途中
郷里に立寄り、発願されて、
十一面観音を本尊とし
宇佐八幡を鎮守に勧請して
一宇を建立、能面山霊光寺と
名付けられた。
足利末期、福田遠江森春之がこれを復興し、法輪山福田寺と
号した。慶長三年、天災により一山鳥有に帰したが、同十六年
快真僧正再建し北面山福田寺福性院と改称した。この聖域を
鴻巣山(コウノスザン)と呼び、山頂に奥之院弘法大師堂、
新四国霊場があり、総程八八〇米、身心健康の道場とされている。
奥之院併祀の蔵王・三光・瑜迦の三権現は脳卒中(病気になら
ない)、脇仏捉摺山観音は元気になるとして古来参拝の人が多い。
四国八十七番奥之院日限地蔵(願かけ)勧請してあるが、
特に御本尊十一面観音は「子授け・出世観音」として御利益
あらたかである。
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