遍照院
(住所) 岡山県倉敷市西阿知町464

(本尊) 十一面観世音菩薩

(御詠歌)
世を救う大悲の誓 深ければ
あまねく照らす 西阿知の寺
聖観音像(見所)

国指定重文 三重塔

県指定重文 聖観音立像
三重塔( 由 来 )
花山天皇の御叡願により、寛和元年(985)
智空僧正の開創せられた寺であって、
延久元年(1069)後三条天皇の勅願所に
列せられたと伝えられている。
往古は、三十一ケ所の末寺を有する
当地方における唯一の中本寺であった。
天正年間には毛利家より寺領二千石を
与えられ伽藍完備し、寺運も興隆したが、
その後時世の推移により次第に衰微するに
いたる。
後に徳川時代には、領主池田家より
寺領五十石を与えられた。
末寺も江戸時代には二十三ケ寺となり、昭和初年には十八ケ寺を有したが、
現在は御室派別格本山に列する
周辺地図