「明るく、親切に」を理念として地域精神科医療を提供して参ります

府中市立湯が丘病院

作業療法について

 

作業療法とは

 

 身体または精神に障害のある者、またはそれが予測されるものに対してその主体的な活動の獲得をはかるため、諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動を用いて行う治療・指導・援助を行うこと

 

            (社)日本作業療法士協会の定義より

作業療法週間プログラム

作業内容について

 

○手工芸 :編み物、刺し子、刺しゅう、縫い物、パッチワーク、皮細工、紙細工など

      ご自分で興味の持てるものを見つけましょう。

○木 工 :心がなごみ、木の温もりが伝わります。

○陶 芸 :土を練り、土の感触を味わい、作品を仕上げることで自己表現の機会となります。

○パソコン:まずはゲームなど自分が興味を持てることからはじめ、文書作成などのパソコン

      操作を覚えましょう。

○紙すき :紙ちぎりから始まり、材料のミキサー掛けや紙すきによるハガキ作りと、製品が

      出来上がるまでの一連の過程を体験します。

○料 理 :食べることの楽しみと共に、退院後すぐに役立つ調理技術の習得につながります。

○園 芸 :植物、土などの自然に接することで、気持ちにゆとりが生まれます。

 

★絵 画

★お 茶

★生け花

★ちぎり絵

★音楽療法

 

○感覚統合:運動することが苦手な方も、作業療法士が工夫して考案した多数の運動プログラ

      ムで、楽しみながら体を動かしましょう。

○バラエティ活動:クッキー作り、ビデオ鑑賞、散歩、ゲーム、工作など、いろいろな活動をグル

       −プで行います。

○生活技能訓練:デモンストレーションや講義、演習をおりまぜながら、生活管理や対人関係

        のとり方などの生活技能を学習します。

★印の作業種目については

専門の講師の方々からご指導いただき作業を行います。

 

人とのかかわりを通してその場の雰囲気を味わい、四季折々の季節を感じながら作品を作ることにより、自己の再発見の場となります。

当院の作業療法活動では、

 

対象となる方一人一人の自主性を尊重する中で、それぞれの欲求にかなった活動を選び、その集団や場を通して、病気のために活かされていない健康な部分への働きかけや、低下している基本的な機能の回復と改善を図ることにより、人間的な価値観や社会的な同一性〔役割〕を回復、もしくは新たに獲得していただき、その方の生活の質を高める援助を行っています。

 

具体的には、精神障害を抱えた方の場合、妄想や幻聴などの症状だけでなく「前にできていたことがうまくいかない」「一つの事を落ち着いてできない」「すぐに疲れてしまう」「どのように一日を過ごせばよいかわからない」ということなどで落ち込んだり、家族や周囲の人とうまくいかなかったり、日常生活そのものがしづらくなってしまうことがしばしばみられます。

その際、作業療法では上記のような事柄に焦点を当て、患者さまご本人の了解のもとに活動内容を決め、行動していきながらご本人の苦手な部分と得意な部分とを整理し、どの程度の生活内容からリハビリを始めればよいかを判断し、活動を援助していく中で、地域の作業所や家庭復帰、就労など次のステップへの土台作りを行います。その為に当院の作業療法ではさまざまなプログラムを用意し、スタッフは活動を共にしながら一緒に考えたり、お手伝いを行います。

 

. ご自身の心の安定・身体の健康を得るために

 

  趣味の幅を広げたり、気分転換を図るための方法を示します。

 ・ 楽しんで体を動かすことのできるプログラムがあります。

 ・ プログラムを続けることで、生活にリズムが生まれ、有意義な時

   間を過ごせます。

 

.「自分らしさ」を表現するために

 

 ・ 個人個人の希望に合わせることのできる多様なプログラムを用意

   しています。

 ・ 自分を表現したり、自分にできることを確かめることにより自信

   を回復していただく援助をします。

 

3.人との関係に困ることがないように

 

 ・ さまざまなグループ活動を通して、人とふれあう機会を増やすこ

   とができます。

 ・ 自分自身を見つめる機会となり、相手のこともきちんと考えるこ

   とができるよう作業療法を活用してください。