木星の自転と衛星の動き

児玉英夫リーダー

2004年4月11日の夜、大気が非常に安定していたので
木星を撮ってみました。

この画像をクリックすると大きな画像になります。



21:00から22:30まで5分間隔で撮影しました。
使った望遠鏡は藤田人巳リーダーの
口径15cm屈折望遠鏡(BORG)です。
使ったカメラはウェッブカメラを改造したものです(ToUcam Pro)
各画像は露出時間 1/25秒で1500コマ撮像したものを
レジスタックスという画像処理ソフトで重ね合わせて
作ったものです。

左上の画像から下に見ていくと
木星本体の右から大赤斑という赤みがかった楕円形の
模様がだんだん中央に出てくるのがわかります。
これは木星が自転しているためです。
画像は上が木星の南極です。

木星本体の右下に黒い点があります。
これは衛星の影です。
右にある衛星の影でしょうか?
いいえ違います。
縦の列で見て、3列目になるとその衛星が
正体をあらわします。
左側に出てきた衛星イオの影だったのです。
太陽の光はこの画面の斜め左から射しているのです。
右にいた衛星ガニメデも木星の本体の上に重なってきました。
ガニメデの方がイオより大きいですね。
ガニメデは木星最大の衛星です。

藤井旭の天文年鑑にはこの木星の衛星の動きが載っています。
また、天文データ集のページで木星の大きさ、自転周期
などを調べて、地球と比べてみてください。

アストロ・クラブふくやまのホームページには
この画像をもとに、会員の石井照章さんが
GIFアニメを作って載せています。
木星、衛星、衛星の影がくるくるまわる様子を見てください。

http://www.onomichi.ne.jp/~fk-astro/photo/jupiter/04/jupiter2.html