平成16年度 第2回事業

平成16年5月9日(日)


彗星写真の撮り方


固定撮影

1)カメラは長時間露出できるもの。(B=バブルのついたもの)レリーズが必要。

2)レンズはF2.8以上の明るさのものが望ましい。

3)フィルムは(配布資料の表1、表2参照)ISO400か800.
  ネガフィルムはフジのS400(但し、彗星には良いが、赤い星雲はほとんど写らない)。
  コニカの400.
  リバーサル・フィルムならフジのプロビア400F、
  コダックのエクタクロームE200の2倍増感が天体撮影に適している。

4)露出は、星を点像に写すには、焦点距離50ミリ前後の標準レンズの場合30秒程度まで。
  (配布資料参照の表7参照)。
  空がまだ明るい場合は自動露出で写せば、露出オーバーが防げる。



ガイド撮影


1)赤道儀にカメラを乗せれば、長時間露出でも星を点像に写すことができる。
  また、長焦点レンズでも撮影できる。

2)仙養ヶ原では、薄明が終わって空が真っ暗になれば、感度400のフィルムに
   F2.8の明るさのレンズで、露出5分が適正露出。
  それ以上露出すると、写っていた星が光の中に埋もれていく。
  F1.4などの明るいレンズはガイド撮影では周辺の像の乱れが目立つので、
  F2.8まで絞るとよい。



失敗を防ぐ

1)レンズに露が付くことがあるので、フードを付ける事。
  更に、ポケットで暖めておいたカイロをレンズに付けるとよい。
  寒いときにはカイロもすぐ消えるので、
  その場合は天文ショップで桐灰カイロを購入してつける。

2)距離は無限遠∞にする。
  オートフォーカスレンズやED、フローライトレンズは
  無限大の先までレンズが回るので注意してピント合わせをすること。

3)フィルムの浮き上がりを防ぐために、
  巻き戻しクランクのあるカメラなら、
  クランクを逆回ししてガムテープで止めて写す。

天体写真は様々な条件が整わないとうまく撮れないので、
なかなか興味が尽きません。

今回はデジタル一眼レフカメラや画像処理については
触れることができませんでした。