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棕櫚庵 旬 草 花


棕櫚庵周りの、いま盛りの草花です。お越しの折に、どうぞご覧ください。
                                             店 主

いま、盛りの草花

  福  寿  草
フクジュソウ。
それぞれが
  日に色貰ひ
     福寿草
(廣太郎)
 我が庭では、もう1月から黄色い顔を見せてくれていますが、この辺の自生のそれは今が見頃です。特に「庄原市東城町久代」では、休日には多くの愛好家が足を運んでいるそうです。「福寿草」と言うめでたい名前は、旧暦の正月頃には花を咲かせていたことから縁起の良い名前が付けられたようです。
   紅    梅
コウバイ。
紅梅の
  ふふみてよりの
     二三日
(汀子)
 紅梅は幹の中まで紅く染め、体全部が真っ赤赤。今、裏山雑木の伐採をしています。その中で白梅は普通の幹の色ですが、紅梅は血が滲んだように赤いのです。その時、何だか悪いことをした気分にもなります。「紅梅」、正に生きている証をまざまざと見せつけられたような木です。
  節  分  草
セツブンソウ。
節分草
 小さき花を
 
 持ち上げて(ヨ子)
 近くの「庄原市総領町」は、この「節分草」で町起しをしています。今では各地で特徴を生かして「人集め」をしている所が多いようですが、一番大切なのはそれを続けるための住民の努力です。人は同じ事を続けると飽きてしまいます。その点、年一の植物が一番いいのでしょうね。

  蕗  の  薹
フキノトウ。
おく如く
  ころがるごと如く
      蕗の薹
(青邨)
 今年は例年になく暖かく、「一年がこんな穏やかな年で終えられれば」と祈るばかりです。そんな暖かさに誘われて外に出てみても、足元に春の変化は見当たりません。そう思っていると青い塊が二つ。そう、「蕗の薹」です。一年の一番寒いこの時期に「春の匂い」を感じたのでしょう。「コンニチワ」
  蝋     梅 
ロウバイ。
人去りて
  蝋梅の色
   ひそかなり
(遊子)
 梅はまだまだ堅い蕾を閉じていますが、同じ「梅」と名乗るこの「蝋梅」はもうとっくに目覚め、私たちに良い匂いを届けてくれています。しかし、まったく目立ちません。派手に着飾らなくても、穏やかな香りを放つ「おしとやかさ」は古風な日本人好みとでも言えるのでしょう。「ハジメマシテ」
  鬼 の ハ ナ
オニノハナ。
節分の
 鬼ねむりしや
   風も止む
(鉄之介)
 花の少ないこの時期なら、例え漢字違いの「鬼の鼻」でも「花」にしたい気分になってしまいそうです。今年は十二支最後の「亥の年」でどうやら元号も最後の年ということです。過去この亥の年には、「関東大震災」を始め大きな災いがもたらされた年と言われています。鬼さん、「オネガイシマス」