ちょっと一言

ちょっと一言

1997年1月〜12月
1998年1月〜12月
1999年1月〜


1996年10月 9日 ホームページ開設
私がインターネットに関心を持つようになりました経緯は、
横浜で昨年まで5年間、NTT戸塚支店のお客様懇話会委員をしていました。
それはNTTに対して意見や要望を述べるお役でしたが、現在、NTTはマルチメデイアに取り組んでいて、昨年はマルチメデイア機器の展示会や勉強会が主でした。それに参加しました私は、これからはパソコンが使えなくては時代に取り残されるという危機感を覚えました。
横浜の家にもパソコンがあり、niftyに入っていますが、私は、7年前から義母の介護のため、最低月1度、4・5日はこちら(広島県の新市)に通っていましたし、横浜ではいろいろな会に所属して毎日のように出歩いていましたからワープロとして使う以外はパソコンの前に坐ることはありませんでした。
それが、今年1月、義父が急に亡くなり、こちらで介護に専念するようになり、家を離れられないで、はじめは義母のそばで本を読んでいたのですが、今こそインターネットを始める時と、夫が仕事でパソコンを使うこともあり、新しくパソコンを買い、インターネットを始めたのでした。
幸い、娘が既に始めていましたので、おばあちゃまのお昼寝中、まずは夫のメールアドレスで娘にメールを送ったり、世界中のホームページをサーフィンして楽しんでいましたが、個人のhpを見ていますうち、私もホームページをと思った次第です。
それで私専用のEメールアドレスを持つことにしたのです。

11月20日
ホームページを開設して40日、多くの方からメールを頂きました。
先ず、老親の介護をしながらホームページを作るということが不思議に思われたようです。
お医者さん、介護を経験なさった方々から、暖かいお励ましのメールを頂きましたのは、本当に嬉しいことでした。
寝たきりにしないよう、自分では立ち上がることもできず、トイレもさせてあげなければならない老人の世話は、体力的にも大変ですし、今までは長くは一緒に住んだことがありませんので、この歳まで味わうことの無かった姑と嫁の軋轢を体験したり、夫ともしなくてすんだ言い争いもしました。(夫は本当によく母の世話をし、とてもありがたいのですが、それで反って 意見の食い違いが起きることがあります。)
でも、それにより、人生をより豊かにしていただいていると感じるこの頃です。
そうは言いましても、何時まで続くか判らないことですから、落ち込むこともありますが、皆さんなさっていらしたことですから、小旅行などして乗り切っていきましょう。 そして、インターネットを始められて本当に良かったと思っています。
12月31日
1月9日に元気だった義父が急に亡くなり、こちらで義母を介護していく事には、 何の迷いも感じませんでしたが、6年間通い続け、慣れているとはいえ、果たして、 友人のいない田舎で、家でじっとして介護を続けられるか不安でしたが、本当に豊かな1年になりました。

老親の介護は、体力的にも、精神的にも大変でしたが、横浜に、月に一度は帰ったり、今まで行っていなかった沖縄や、山陰を数回に分けて小旅行をしたり、また四国や中国地方の山に登り、気分転換しながら、 そして時間だけはたっぷりありますから、義母の傍らで、本を読みながら、どうにか過してきました。

そんな中で、介護を通して人間の身体の機能のすごさ、不思議さを知りました。
歩く事は勿論、立ち上がる事もできない人でも、毎日リハビリしていると、最も立ち易い姿勢にしてあげると立てますし、身体を支えてあげると、杖をつき、 手摺りにつかまって、どうにか歩けるのです。
そして気がついたのですが、手の指など何をするかで、それぞれ力の入れ方が違い、ただ自由に動いても何かできるわけではないのです。
私どもは、長男長女ですので、いずれ親の世話をしなければならないと、私は、10年ほど前、日赤の家庭介護、老人介護の講習を受け、その時、身体障害者になっ た場合その機能回復に望みを持たせる介護ではなく、使える機能を使って楽しく暮らせるような介護をしていくように習ったのですが、義父にとって義母が歩けるように なることだけが、生き甲斐でしたから、それに逆らうことはできず、そして、今義母もそれだけを生き甲斐にしていますので、もう回復しないと分かっていてもリハビリ をしています。
私のお料理が好きで、良く食べてくれるのはうれしいのですが、今度は肥って、ますます大変になります。

そして、今年一番の収穫は、インターネットに取り組みホームページを開設した事です。
お陰で、多くの方から、メールをいただき、特に介護について、多くのお励ましのメールをいただいたのは意外でした。 海外からもメールが来るようになり、
It has been very heart-warming for me to read your homepage.
というメールをいただいたのは本当に嬉しいことです。
ホームページ、Eメールを通して、出身中学校、大学と想像もしなかった関わりかた ができるように成り、思いがけなく若い後輩と交流を持っています。
今、インターネットに取り組んでいるのは私の世代より20歳以上年下の世代ですから。
お陰で最近はメールの返事書きに追われていますが、夢にも思わなかった出来事です。
老親の介護をしながらインターネットというのは、普通では考え難い事のようです。
私にしてみますと、こちらで家に居なければならないからできた事で、横浜ではとてもできなかったと思います。

息子も、最近インターネットを始めましたので、娘の所と合わせて我が家のインターネット時代が始まります。


1999年
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