[そば]手打ちと「そばパーティ」
[そば打ち・製麺]
12/25 いよいよ待望のそば打ちの日が来た。
かつての同僚先生方が我が家に集まり、妻も入れて13名、そば打ち・製麺の後、「年越しそばパーティ(兼忘年会)」である。
Oz先生ご持参のそば打ちセットを使って、先生指導のもと、主として若手先生方が腕力をふるって、見事なそば麺が出来上がった。
第1回製粉の一番粉770グラムだけを使用することにした。そば打ちはこれを2回に分けて行った。最初は、そば粉400グラムに強力粉100グラム(つまり、8割そば)、第2回目は、そば粉370グラムに強力粉120グラム(7割5分そば)とした。
以下は、第1回目の手打ちの記録である。
1.練る(くくる)
そば粉・強力粉合計500グラムに水200グラムを加え、指先を使って粉と水をよく混ぜ合わせる。次に、ボウルの中で両手の間で粉を軽くすり合わせると、小さい塊がいくつもできる。少量の水を加え、更にすり合わせを続け、全体が柔らかい感じになったら、次の工程に移る。この間、約10分。
2.捏ねる
小さい塊を一つにまとめる。外側から内側へボウルの内縁から中央に向かって押し出すように捏ねていく。かなりの力が必要である。しばらく捏ねていると、表面がつるっとしてくるので、割れ目・つなぎ目などが一カ所に集まるように捏ねて、手で丸める。この間、約25分。
3.延す
延し台の上に打ち粉を振り、練って丸めたそば粉を鏡餅のように平らに押しつぶし、麺棒を使って、塊を回しながら丸く延していく。
最終的には厚さ2mm程度まで延すが、やりすぎると亀裂が入るので、ころ合いを見計らって、延しを終了する。この間、約10分。
4.畳んで、切る
丸く延し終わったものにまんべんなく打ち粉を振り、切るのに適当な幅に畳む。
定規を当てがって、そば包丁(菜っ切り包丁でもよい)で、幅2mm以下に切っていく。切られたそばはくっつかないように軽く打ち粉を払って、別に置いておく。切る楽しみを全員で味わうため、適宜交代する。この間、約15分。
5.ゆでて、食す
[そばパーティ]
つゆは、Mi先生お手製の逸品。
すぐ下の写真は、出来上がりの「もりそば」1人前。すばらしく香りよく、コシ強き、美味なるそばでありました。
左下写真は、そばパーティの始まり(奥の人は食べ始めているが、手前の人たちはゆであがるのを待っている)。この後、仕出し弁当で忘年会に移行した。
右下写真のお酒は、参加者各人が持ち寄ったお酒の数々。清酒からワイン、紹興酒、更にはスリランカ土産のお酒まである。パーティは盛り上がり、ドウモ来年も同じ催しをやるらしい。
これで、そばの播種から手打ちまでを終わりました。初体験としては上出来であったと自負しています。来年やれば、もっとうまくできるでしょう。
[そばパンケーキ]
残りのそば粉を使って、妻が「そばパンケーキ」を作ってくれました。
香ばしくて、とても美味でした。写真の左上は、我が家のユコウから作った自家製マーマレードです。
参考までに、そばパンケーキのレシピを。
そば粉 200グラム
ベーキングパウダー 小さじ2
砂糖 大さじ4
塩 少々
卵 2個
ミルク 140cc
溶かしたバター 大さじ2
[前ページへ]
「そば」目次へ戻る