change log ---- 2003 |
「バロウズの本」に、文庫化された『ジャンキー』(河出文庫) を追加。文庫版『裸のランチ』と同様、山形浩生による改訂が行われ、1977年の完全版に準じた追加・修正が施されている (ギンズバーグの序文を収録)。
「バロウズと『フールズ・メイト』:Part 3」を更新。バロウズとバラードに結構な分量を割いてた『GS』4号について補足した。
英語ページの「Leibniz Chronicle (1698-1710)」を修正。『人間知性新論』を「ホッブズに対抗して書かれたもの」と誤記していた。Maarten Maartensz 氏から「ホッブズじゃなくてロックですね」と指摘があり、訂正。
「バロウズの本」に、文庫化された『裸のランチ』(河出文庫) を追加。「今回、文庫に収録されるにあたって、以前の完全版では採用されなかった各種改訂・改訳も加えた」(山形浩生、372ページ) とのこと。
河出書房から刊行された『裸のランチ』はこれで6種類目。
形態を変えながら着実に供給され続けている。河出の伝統であった「麻薬と性倒錯の世界」というキャッチフレーズがこの文庫版の帯からは消え、「永遠に危険な実験小説!」として売り出された (別項参照)。
「日本におけるライプニッツ関連刊行物(拡大版)」を更新。4月刊の林知宏『ライプニッツ──普遍数学の夢』(東大出版会) を追加。昨年末あたりから、日本の研究者によるライプニッツ本が続けて出版されてて、いい感じ。
音楽コーナーの「This Heat and Charles Hayward」ページを更新。
「バロウズの本」に一冊追加。山形浩生の『たかがバロウズ本。』(大村書店)。出たのは知ってたけど、入手するのが遅れた。当サイトのバロウズ関連ページに補遺の中でちらっと触れてある。「バロウズの本」コーナーについて言及してる本を「バロウズの本」自体の中で紹介できるのはうれしい。
「ディックの本」に一冊追加。『ユービック』を映画化したいという話に乗り気になって書き上げたものの企画が立ち消えになり、使われることのなかった脚本の翻訳 (ハヤカワ文庫)。『銀星倶楽部』12号 (1989年) のディック特集に冒頭部分の抄訳があり (大森望訳)、『SFマガジン』2003年1月号に部分訳 (浅倉久志訳) が掲載。
Palm (WorkPad) のゲーム「DopeWars」のハイスコアを更新。
音楽コーナーのノイバウテンの項目に加筆。初来日時 (1985年) の京都ライヴのチケット半券が見つかり、意味もなくスキャンしてみた。
「ディックの本」に、いくつか追加と修正。"Locus" のディック追悼号や "Electric Shepherd" が出てきた。『アンドロ羊』の『ブレードランナー』ヴァージョンのジャケ写を追加。
「本あれこれ」のコーナーに「ディックの本」を追加。手持ちのディック関連書のリスト。邦訳に限っても買い逃しがいろいろあるはずだし、原書も全然揃ってないが、それでも合わせると100冊を超えた (笑)。
「日本におけるライプニッツ関連刊行物(拡大版)」に、山内志朗の『ライプニッツ』(NHK出版) を追加。「シリーズ・哲学のエッセンス」という全16冊の企画物の一冊で、ラインアップは以下の通り (ライプニッツまでが既刊)。それぞれ副題が付いている。
この面子でライプニッツが入ってるのが面白い (パスカルでもスピノザでもなく)。
ライプニッツのコーナーに「特集雑誌内容一覧」を追加。
「日本におけるライプニッツ関連刊行物(拡大版)」を増補 (平井浩氏 <bibliotheca hermetica> の指摘に感謝)。
「ライプニッツ哲學著作全集影印本刊行趣意書」の画像を追加。
「バロウズと『フールズ・メイト』」の細かな修正。
「日本におけるライプニッツ関連刊行物」を増補。他ライプニッツ関連項目の細かな修正。