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France-Bordeaux |
グラーヴのワインとしては、日本でもお馴染み、貝のマークのシャトー・カルボニュー。お中元、お歳暮の時期には、ここのワインが赤白セットでデパートに並んでますね。 |
赤、白、共にグラーヴの格付けワインに指定されるシャトー・ラトゥール・マルティヤック。このワインは87年よりドゥニ・デュブルニュー氏をコンサルタントに迎えています。 |
ドゥニ・デュブルニュー氏が所有するシャトー。ボルドー白ワインの新たな流れとして、自らのシャトーでつくりあげた近年注目のワインは、グラーブ格付けのワインと同等の評価を与える人もいるほど。 |
ドゥニ・デュブルニュー 白ワインに関して、近年人気のワイン・コンサルタント。ボルドー大学教授。マセラシオン・ペリキュレール(スキン・コンタクト)という醸造法を提唱。それは、破砕したブドウをすぐにアルコール発酵させず、低温のまま一定時間果皮と果汁を接触させ、果皮に含まれる香りの成分を取り入れる方法。樽発酵、樽熟成をさせ複雑味を与えます。上記のシャトー・カルボニュー、シャトー・ラ・トゥール・マルティヤック、クロ・フロリデーヌなどのコンサルティングをしています。 |
Lalande de Pomerol ジャン・ピエール・ムエックス。今やドルドーニュ河右岸で最も影響力を持つネゴシアン。あのポムロール最高峰のペトリュス、トロタノワ、サンテミリオンのマグドレーヌ、そしてカリフォルニアにはドミナスを所有し、惜しみない賛辞を与えられています。 |
France-Cotes de Provence |
Cotes de Provence Blanc de Cote ドメーヌ・オットは、プロヴァンスで最も有名なメーカーの一つ。胴のふくらんだ洒落た形のロゼワイン(バンドール)は、お馴染みだと思います。オットによる、この地方では珍しいセミヨン(ボルドーの白にブレンドされる)、ユニ・ブラン(コニャックやアルマニャックの原料として有名)といった品種を使い低温発酵により造られる白ワインです。 |
France-Val de Loire |
「シャトー・デュ・ノゼ」と呼ばれる優美な城を取り囲む250haの畑を所有するラドゥーセット男爵。プイィ・フュメの全生産量の過半数を超すワインを生産し、特醸品である「バロン・ド・エル」は特に有名です。 |
America-California |
ノースコースト地域メンドシーノ地区に位置するフェッツァー社。ここのボンテッラ・シリーズに代表されるように有機栽培ブドウで評判のワイナリーです。またフェッツァー社は、カリフォルニアで唯一、ワイナリー内に樽工場を設け、このバレルセレクト・シリーズ用にぶどう品種ごとにフレンチオークとアメリカンオークの使用比率を変えたり、樽の内側の焦がし方を調整するなどの工夫をしているそうです。 |
やはり、カレラというワインは、基本的に「好み」です。そして、カリフォルニア、セントラルの中では、非常にブルゴーニュに近い雰囲気を持ったワインではないでしょうか。カレラについての詳細はこちらへ。 |
キュペは、あのオ・ボン・クリマと同じ醸造所で造られています。キュペのボブ・リンクィストは、ローヌ系品種で脚光を浴びた人物。このシラーなどは、まさに彼の十八番かな。 |
Guenoc Cabernet Sauvignon (The momory of YUJIRO) 裕次郎ファン待望のワインが発売されました。 |
Australia-Victoria |
オーストラリアのヴィクトリア州にあるヤラ・ヴァレーは高品質なピノ・ノワールで近年注目の産地。「田崎信也のワインライフ」創刊号に掲載され一躍有名に(?)。 このHPの掲示板でも一時期、話題の的になり、みなさんの評価の高さに気になっていた1本です。 |
「やはりすさまじい凝縮感が印象的なワイン」(Nappeさん) 「ギ・アカの流儀に沿ったかのような過熟し焼けたような独特のベリー系の果実味を覚えました。ただ、時間とともに変化していき、最後はジュヴシャンのような土の香りがでてきて、興味深かったですね。」(こんどうさん) 「青や黒のベリーに覆い尽くされた感じ。チェリー香の後に続く、優しく丸い酸とギシっとしたタンニン。温度がちょっと高かったせいもあるけれど、口の中にアルコールの揮発感がパッと広がりました。これほど、ストレートで凝縮感のあるピノは初めてでした。足りないものは上品さと立体感。ブルに比べるとジュースっぽい。それでも、熟成を期待できる構成感だったようにも思いました。」(Jordanさん) 「終始一貫、ピノとは思えませんでした。茹でた小豆のような味わいがやがて湿った土のような味わいに変化。なかなか面白い。」(たつたつさん) |
ヤラ・リッジもヤラ・ヴァレーにある新進ワイナリー。ピノ・ノワールの他にカベルネ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランも造っていますが、年間生産量は約5万ケースというワイナリー。ピノ・ノワール・リザーブはとても生産量の少ない逸品ということ。 |
Germany-Mosel Saar Ruwer |
モーゼル・ザール・ルーヴァー地区の中で最も重要視される畑がこの「開墾された山」という名を持つシャルツホーフベルガー。27haの斜面の畑の所有者は数人いますが、比類なきワインを造り上げるのはエゴン・ミュラー家。68年にトロッケン・ベーレン・アウスレーゼが競売会の最高値をつけ、当時世界最高価格のワインとなったこともあるようです。 |
Germany-Sekt |
ドイツ国内で二次発酵によって造られるスパークリング・ワインをゼクトと言います。また、ドイツ産ブドウ100%のものは、ドイッチャー・ゼクトと呼ばれます。このワインは、タンク内二次発酵(シャンパーニュのシャルマー方式)で造られたドイッチャー・ゼクト。ヘンケル社は140年の歴史を持つドイツ有数の発泡酒メーカーです。 |
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