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France-Bordeaux |
"Y" (Ch.d'yquem) 世界の貴腐ワインの最高峰と誰もが認めるシャトー・ディケムが造る辛口の白ワインが「イグレック」です。79年というヴィンテージともなれば、かなりレアなワインであることは確かです。 |
このワインも上記のワインと同じく、シャトー・リューセックが造る辛口です。やはり、全体的なイメージとしてはイグレックととても共通する部分があります。 |
Sauternes (Francois Remy) ワイン会でいただいたACソーテルヌ、貴腐ワインです。当然、この地区を代表する貴腐はイケムなのですが、32年も経ったACソーテルヌがまだまだ飲めるということにビックリ。寿命の長さは、世界一の地区? |
なお、このボルドーの白3本は、すべてソーテルヌ地区のワインですが、AOCソーテルヌとして認められているのは「甘口」のみのため、格付けシャトーである、シャトー・ディケムやリューセックが造っても、辛口は「AOCボルドー」となります。 |
France-Bourgogne |
BEST TASTY WINE OF THIS MONTH 「サントーバン」意外と飲む機会の少ないこの村のワイン。ピュリニィ・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェの西に隣接し、その斜面の谷あいに位置するサントーバン村は、素晴らしい赤と白を産出。それは、プルミエ・クリュが10ヶ所あることからも想像できます。プルミエ・クリュ「レ・シャルモ」の畑は、シャサーニュ・モンラッシェのプルミエ・クリュ「レ・ショーメ:Les
Chaumees」の隣に位置します。 |
France-Cotes du Rhone |
Chateau-Grillet 「シャトー・グリエ」この名前は、シャトー名、ワイン名、そしてAOC名を兼ねています。コンドリューの地域の中に位置するこのシャトー・グリエは、コンドリューが原産地統制される2年前、1938年にAOC指定を受けました。 このワインはこちらで詳しく説明しています。 |
ローヌ南部でシラー100%にて造られるヴァン・ド・ペイ(地酒)。その凝縮した果実味に驚き、スパイシーな風味と元気なタンニンを持つ骨格のあるワイン。何故このワインがヴァン・ド・ペイなのか? |
France-Cotes de Provence |
プロヴァンス最高の赤ワインとして評価の高いドメーヌ・ド・トレヴァロン。以前は、「コトー・デクス・アン・プロヴァンス」のAOC(原産地呼称)で出荷されていましたが、INAO(フランスの原産地呼称委員会)の法改正に反発したデュルバック氏は、近年のこのワインをヴァン・ド・ペイ(地酒)としています。 このワインはこちらで詳しく説明しています。 |
France-Languedoc Roussillon |
BEST VALUE WINE OF THIS MONTH ローヌを代表する造り手、シャプティエがラングドックで造るヴァン・ド・ペイ。「シガラ」というのは、オック地方の言葉で「幸せ」を意味します。 |
シャブリの著名な生産者であるドメーヌ・ラロッシュがラングドックのほぼ中心に位置するベジエの町に購入したエステート、ドメーヌ・ラ・シュヴァリエール。このエステートの壁に囲まれた6haの葡萄畑は高級葡萄品種に植え代えられ、敷地内に超近代的なワイナリーが建設されました。この特徴的なボトルは、ドメーヌ・ラ・シュヴァリエールを購入した時、セラーで見つけられた18世紀頃のラングドック地方独特の瓶型だそうです。 |
America-California |
1972年、ナパのラザフォードに設立され、卓越したカベルネの生産者として名高いケイマス。オーナーのチャールズ・ワグナーは、長い間ナパでブドウの栽培に携わってきた人物。「スペシャル・セレクション」はカリフォルニア好き憧れのスーパープレミアムです。 |
New Zealand-Marlborough |
西オーストラリアのケープ・マンテルを経営する、デヴィット・ホーネンが1985年に創業したワイナリー。1990年にあのヴーヴ・クリコに買収され、ルイ・ヴィトン・モエ・エ・ヘネシーの傘下となりました。 |
Chile-Central Valley |
マイポ・ヴァレーにあるチリ3大ワイナリーの一つ、サンタ・リタ。1810年のスペインからの独立戦争の時、戦場から敗走した兵士120名をこのワイナリーがかくまったという逸話があります。このワインの120(シエント・ベインテ)というのは、この話に因んだもの。コミック「ソムリエ」の中にも、「誇り」の象徴として登場しました。 |
Germany-Mosel Saar Ruwer |
ドイツで最も地価の高い畑といわれる「ベルンカステラー・ドクトール」で有名なDr.H.ターニッシュ。1901年以来かわらない石版画のラベルはおなじみかもしれません。 |
France-Champagne |
シャンパンを選ぶ時、何故か手が伸びるお気に入りのヴーヴ・クリコ。このリッチ・レゼルヴは最近発売された新しいシリーズのようです。 |
個人的に最も好きな映画「カサブランカ」。イングリッド・バーグマンとハンフリー・ボガートが別れの前、パリの一室で再会を誓うシーン。そこで登場するシャンパンがコルドン・ルージュ。乾杯の言葉はあの名文句「Here's,
lookin' at you, kid!(君の瞳に乾杯!)」。 |
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