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France-Bourgogne |
Clos La Roche モレ・サン・ドニに本拠を置くデュジャック。今では超有名なこのドメーヌは、ジャック・セイセスが一代で築き上げました。彼が目指すのは「いじりすぎないブルゴーニュワイン」。無干渉を貫くスタイルは、いわゆる有機栽培。新樽は特級に100%、1級に50%。当然、ノンフルターです。 |
Bonnes-Mares コート・ド・ニュイで、最も女性的と言われるワインを産出するシャンボール・ミュジニー村。この村のグラン・クリュは、この「ボンヌ・マール」と「ミュジニー」の二つ。「ボンヌ・マール」っていう言葉の響きがとても素敵でしょ。 |
BEST TASTY WINE OF THIS MONTH![]() ![]() Echezeaux エシェゾー ヴォーヌ・ロマネ 赤 (PN,Pb,PL) ('89 \30,000位) Grands Echezeaux グラン・エシェゾー ヴォーヌ・ロマネ 赤 (PN,Pb,PL) ('88 \35,000位) |
DRCというワインに関して、そうそう飲める代物ではありませんし、こうやってレポートを書くこと自体、class30にとって、無理のある感はありますが、この2本を同時に頂く機会に恵まれました。(DRCに関しての詳細はこちらをご覧下さい。) 最初にこの2本を飲んだ感想としては、今までの中で、最も飲み頃、そして最良の状態だったという事。それだけにこの偉大な造り手について、一段と興味が湧いてきたという実感です。 ’88グラン・エシェゾーは、どこまでも深い黒果実といった風で、骨格の大きさを感じます。最後まで完全に開ききらなかったのは事実で、あと5年は十分置いてから飲みたかった。しかしながら最高の飲み頃を迎えた時には、「偉大なるブルゴーニュになるのでは?」という期待でいっぱいです。 多分、今飲んでやっと美味しく感じられるエシェゾー、もっと置いて更なる「偉大さ」を感じさせてくれるグラン・エシェゾーだったように思います。この2つのヴィンテージ、畑の差を垣間見た、貴重な体験でした。 |
Vosne-Romanee Les Beaux Monts ヴォーヌ・ロマネ村のプルミエ・クリュ、レ・ボーモン。ミッシェル・ノエラは、もともとネゴシアンに大半のワインを売っていたワインを、近年ドメーヌ元詰めにしているらしい。レ・ボーモンの他に、レ・スショ、クロ・ド・ヴージョなどの畑も所有しています。 |
醸造桶の中に人が入りブドウを足で踏みつぶしたり、3週間にも及ぶ長期発酵、1/3の新樽の使用、ノン・フィルターと伝統的な醸造法を踏襲する生産者、ミッシェル・ゴーヌー。当主ミッシェル亡き後(84年)、未亡人が意志を受け継いでいると言われます。ポマールの1級畑グラン・ゼプノに2.9haを所有。 |
BEST VALUE WINE OF THIS MONTH ブラニーというワインを侮っていました。ムルソーとピュリニー・モンラッシェの二つの村の境、斜面上部に位置するブラニー。この村にあるLa
Piece sous le Bois、La Jeunelott、Sous le Dos d'Ane(あのルフレーヴが造る赤ワインとしても有名)という3つの区画は、白ワインは「ムルソー・プルミエ・クリュ」、赤ワインは「ブラニー・プルミエ・クリュ」となるようです。 |
フランソワ・ジョパールは、パーカー氏、タンザー氏共に4ツ星(Excellent
Producer)として評価しているムルソーの秀でた造り手。新樽の使用率は1/3〜1/10と少なく、2年近い熟成の後、無濾過にて瓶詰めされます。 |
Meursault Les Narvaux 星谷さんの書かれた「マダム・ルロワの愛からワイン」。この素晴らしい書籍を読みながら向かった北欧の国で、たまたま出会った1本。 |
ピュリニィ・モンラッシェ、プルミエ・クリュの中でも斜面上部、ブラニー村に接する場所にあるのが「シャン・ガン」。実はこの辺りでは、ACピュリニィ・モンラッシェの赤も産出しているらしいのですが、生産量が極めて少ないため、ほとんど市場に出る事はないという事。シャサーニュの赤はたまに見かけますが、私自身、ピュリニィの赤は見たことがありません。 |
今や伝説ともなりうるアンリ・ジャイエの跡を継ぐエマニュエル・ルージェ。彼が造るワインもすでに注目の的で、発売と同時に完売するという。今では主にジャイエ3兄弟の畑からワインを造り、自身で所有するのは、ヴォーヌ・ロマネ村にある約1haのパストゥグラン用の畑だけという事。 |
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