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Italy-Piemonte |
1935年、リカルド・チェレットがアルバで創業。息子(ブルーノ、マルチェッロ)の代に、バローロのブリッコ・ロッケ、ベルバレスコのブリッコ・アジリといった、銘醸畑を購入し、評価を高めます。面白いのは、バローロ地区、ベルバレスコ地区それぞれに、醸造所を設けてワインを生産しているという事。 |
Barolo Vigna La Rosa 1878年に設立、バローロの指導者的な造り手とされるフォンタナフレッダ(”冷たい泉”という意味)。創設者のエマヌエレ伯は、19世紀イタリア統一をなし、初代国王となったエマヌエレ2世の子息。 |
Italy-Veneto |
BEST VALUE WINE OF THIS MONTH 1857年創業の名門、ベルターニ社が造る白ワイン。ヴェネト州の白と言えば、ソアーヴェが有名ですが、これは、ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨンから造られるVdT。 |
Italy-Toscana |
BEST TASTY WINE OF THIS MONTH P.S. 95年のサッシカイア。前回よりイメージが柔らかかったので、調べてみると、カベルネ・ソーヴィニヨン75%、カベルネ・フラン25%となっている本がありました。以前はカベルネ・ソーヴィニヨン100%だったように記憶しているのですが。品種構成が変わったのでしょうか? |
あの、アンジェロ・ガイヤがブルネッロ・ディ・モンタルチーノに所有する”ピエヴェ”。ブルネッロのセカンド的なVdTです。ガイヤは、バローロ地区の”プロミス”も所有しているので、この2つのワインのラベルは、とても雰囲気が似ています。 |
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの本来のセカンド・ワインとされるのが、このロッソ・ディ・モンタルチーノ。ブルネッロと同じ畑でとれた下のクラスのブドウを使って造られるDOCです。 |
Sassoalloro ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの元祖として知られるビオンディ・サンティ。ここが造る高級VdT”サッソアローロ”は、93年が初ヴィンテージ。サンジョヴェーゼ・グロッソを、バリックで熟成。 |
Italy-Trentino Alto Adige |
Chardonnay Trentino Riserva Selection 北部イタリア(フリウーリ州とトレンティーノ州)で、伝統的な品種を使いバランスのとれたお手頃で品質のいいワインを造るボリーニ。 |
Italy-Abruzzo |
今月の番外編 モンテプルチアーノで有名なアブルッツォ州産のシャルドネ。1930年創業のマシャレッリ。”マリナ・キュヴェティック”とは、オーナーの奥さんの名前らしく、91年が初ヴィンテージ。 |
Italy-Emilia Romagna |
Albana di Romagna イタリアの格付けで、最初に白ワインでDOCGに昇格したのが、このアルバーナ・ディ・ロマーニャ。この地方でとても古くから造られてきたワインらしく、辛口と甘口があるようです。 |
Italy-Toscana (Olive Oil) |
![]() Olio Extravergin di Oliva (Tenuta San Guido) オーリオ・エクストラヴァージン・ディ・オリーヴァ (\2,500) これ、上記の”サッシカイア”のセカンド・ラベルです。というのは、嘘でオリーブ・オイル。ボトルもラベルもそっくり。ワイン同様、コルクで栓がされています。 サッシカイアのオーナー、インチザ侯爵所有の自家農園でできたオリーブの実から、トスカーナ地方の伝統的な圧搾機を使用し、造られたという裏ラベルの説明。 実際に試してみると、通常のエクストラヴァージンと比べても、緑がかった深い色で、粘度も高い。でも、香り、味は決してオイリーではなく、オリーブのエキスが凝縮した感じ。後味もしっかり残ります。 南北に長いイタリアは、オリーブ・オイルも産地によって個性が違うと言われますが、改めて興味を惹かれるオイルです。 (テヌータ・サン・グイード) |
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