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France-Bourgogne |
ヴォーヌ・ロマネ村のグラン・クリュ。畑はあのロマネ・コンティとラ・ターシュの間にあり、「ラ・グランド・リュ」はラマルシュ家のモノポール(1.6ha)。以前は長い間プルミエ・クリュとして扱われてきましたが、91年よりグラン・クリュに。畑の位置からして当たり前です。(昔はグラン・クリュとして申請すると税金が高かったので、わざとプルミエ・クリュにしていたという話も) |
ロベール・ジャイエ・ジル (Robert Jayer Gilles) どうして、こんなに美味しいんだろう、ジャイエ・ジル。ただ、好みにはまっているだけかなあ。いつも、裏切られる事がありません。 マニイ・レ・ヴィリエ村に本拠を構えるジャイエ・ジル。ブルゴーニュの神様とまで言われるアンリ・ジャイエの従兄弟にあたるロベール・ジャイエは、1948年、ロマネ・コンティの元醸造長だった故アンドレ・ノブレの弟子としてワイン造りを始めました。 ディジョンからボーヌへ向かう国道74号線の西に広がるコート・ド・ニュイの銘醸畑。その丘を越えた裏手がオート・コート・ド・ニュイ。一般的には格下と言われるアペラシオンです。 90年の赤、そして白も素晴らしい出来でした。HPの冒頭でもお伝えしたように、89年の「エシェゾー」に、ロバート・パーカー氏が100点満点を付けたようです。また、レポート致します。 | |
今月の一推し![]() ![]() Bourgogne Hautes Cotes de Nuits ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ オート・コート・ド・ニュイ 赤 (PN,Pb,PL) ('90 \5,500) オート・コート・ド・ニュイといえども、手を抜かない造りです。本当に熟したいちごを思わせる甘い香りが官能的。熟成は新樽100%という事を実証するかのようなタンニンと芳醇な果実味は、ほんのりと甘味を感じます。すべてきっちりしているから、調和さえとれています。9年も経つオート・コートが、今まさに飲み頃。 (ジャイエ・ジル) |
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![]() ![]() Bourgogne Hautes Cotes de Nuits (Blanc) ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ(ブラン) オート・コート・ド・ニュイ 白 (Ch) ('90 \5,800) ここのオート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌの白は珍しくて、ピノ・ノワールが突然変異を起こした白ブドウとシャルドネをブレンドしたものらしいです。新樽使用率は50%、残りはステンレスタンクで発酵。 抜栓直後は、まず素直な酸味を感じます。香り、ボディは思ったより複雑で、最初は戸惑いましたが、時間と共に豊かさを発揮してきます。かすかなバニラ香や果実の甘味も表現され、すんなりと口に入っていきます。 (ジャイエ・ジル) |
Italy-Toscana |
ファッション関係のコマーシャルデザインで成功したスイス人、ロベルト&マヤ・グルドナーが私財を投じて造るテッラ・ビアンカ。15haの畑は石灰質まじりの土壌で、白く見えるためテッラ・ビアンカ(白い土地)と名づけられました。 |
America-California |
「クリスマス・ワイン特集」でも紹介したニーボーム・コッポラ。やっぱり美味しいので、改めて。映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラによるナパのボルドータイプ。 |
Australia-Coonawarra |
このワイン、そう「ソムリエ」の中にも登場しました。風邪気味の主人公のジョーが、フランスワイン至上主義の人々の中で、このワインを目隠し(本当のブラインド?)で当てたワインです。ペタルマは、オーストラリア屈指のワインメーカーといわれるブライアン・クローザーが76年にサウス・オーストラリア州、アデレイド・ヒルに創設したワイナリーです。 |
South Africa |
KWVは、1918年に創設され、今では約5000軒の栽培農家が所属する生産者協同組合。その生産量は、なんと南アフリカの総生産量の85%。 |
Bulgaria |
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