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California-Sonoma |
1981年設立。ロシアン・リヴァー・ヴァレーの個人宅のガレージからスタートし、今ではカリフォルニアの頂点に立つワイナリーのひとつ。「ワイン・スペクテイター」が5ツ星を付けながら、ほとんどのワインが直売のため、めったにお目にかかれない幻のピノ・ノワール。年間生産約5500ケース。 |
Gary Farrell Pinot Noir Russian River Valley ソノマにあるデーヴィス・ヴァイナムのワインメーカーでありロッキオリのコンサルタントも務めるガリー・ファレルが造るプライヴェートブランド。初版のワイン・スペクテーター・ガイドブックで5ッ星ワイナリーに輝き、年間6000ケースと希少性が高い。 |
イギリスの文芸評論家ジョージ・セインツベリーが1920年に出版した著書にあった「もしボルドーのワインが女王であるならば、間違いなくブルゴーニュはワインの王である」という一節に、デイヴィッド・グレイヴスとリチャード・ワードは深い感銘を受け、1981年、ピノ・ノワール、そしてシャルドネ専門のワイナリーを興しました。リザーヴ・シリーズをはじめ、高い評価を得ているセインツベリーがリリースした最高峰がこの単一畑からのワイン「ブラウン・ランチ」。このワインの生産量は年間350ケース。 |
1978年にスティーヴ・キスラーが興した、ソノマを代表するシャルドネの生産者。マヤカマス山脈の尾根に位置するワイナリーで年間18000ケースを産出。オークの小樽でのアルコール発酵、さらに100%のマロラクティック発酵、シュール・リー、バトナージュ、ノン・フィルターと伝統的なブルゴーニュの醸造法を踏襲し、数々の畑名入りのワインを造りだします。カリフォルニア・シャルドネの中でもファン垂涎のワイン。 |
ソノマにて、サンジョヴェーゼやシラーも手掛ける生産者。特徴的なボトルデザインはソノマのイメージを直接エッチングしたもので、イタリアで製作されるということ。 |
California-Napa |
何やらエキゾチックなラベル。どうも気になるワインだと思えば、ワイン・スペクテーターは五つ星ワイナリーの評価、そしてこのシャルドネには96点を付ける。今をときめくワインメーカー、ジョン・コングスガードが手掛けるワインは1996年にデビューし、一躍話題に。あのハドソン・ヴィンヤードのブドウを27%使用、野生酵母による樽内発酵、12ヶ月に及ぶ樽熟成。現地でもかなり入手困難な銘柄。 |
Patz & Hall Hyde Vineyard Chardonnay ホニグ・セラーズのワインメーカーだったジェームズ・ホール氏とフローラ・スプリングス・ワイナリーのセールスディレクターだったドナルド・パッツ氏が1988年に週末の趣味として、たったの5000ドルずつの出資で始めたワイナリー。世界最高レベルのシャルドネとピノ・ノワールを目指す二人の意思が産み出すワインは、フレンチオークの小樽で発酵・熟成を行い、高い評価を勝ち得ています。 |
カリフォルニアにおけるローヌ品種を手掛けるワインメーカーとしてはパイオニア的な存在のショーン・タックレー。1979年にワイン造りを始めた彼はナパの高品質なブドウの供給を受け、素晴らしいシラーやプティ・シラーを造ってきました。多分、この1992ヴィンテージまでは、ヨントヴィルのシュミット・ヴィンヤードのシラーを使っているようです。 |
California-San Benito |
マウント・ハーランで特筆すべきピノ・ノワール、シャルドネの先駆者としても知られるカレラですが、南フランスはコンドリューで知られるヴィオニエも高い評価を受けています。 |
California-Santa Barbara |
サンタ・バーバラにおけるワイン醸造の先駆者と言えるケン・ブラウン。1970年代後半からこの土地でブドウの栽培を続けてきた彼が、1984年サンタ・マリア・ヴァレーに起こしたワイナリーがバイロンです。オ・ボン・クリマのジム・クレンデネン、キュペのボブ・リンクィストらと共にこの土地の可能性に早くから着眼した人物。1990年よりロバート・モンダヴィの傘下となり、ブルゴーニュ品種の造り手としても評価の高いワイナリーです。 |
サンタ・バーバラを代表する畑「サンフォード&ベネディクト」のオーナーであるサンフォード・ワイナリー。このワイナリーについては「200000ヒット記念感謝プレゼント」のページで説明しています。 |
Andrew Murray Esperance サンタ・バーバラで、南仏系の品種を手がけるブティック・ワイナリー、アンドリュー・マーレー。年産5000ケース程度で、シラー、ヴィオニエ、ルーサンヌ等のワインを造り徐々に注目を集めています。 |
Au Bon Climat California Aligote 何度も紹介しているABC。秀逸なピノ・ノワール、そしてシャルドネはよくご存知だと思います。これはABCが造るアリゴテ。 |
California-Monterey |
カリフォルニア州モントレーのサンタ・ルチアの山中にあるパライソ・スプリングスは、1988年にワイン造りを開始。それまでは有名ワイナリーに売るブドウの生産農家で、そこで造られたワインはセントラルコーストやカリフォルニアの表示ワインとして高価格で販売されていたということ。オーナーのリチャード氏は「良いぶどうを造る事だけが私の人生」と語る。 |
Oregon-Willamette Valley |
1979年、ディック&ナンシー・ポンジー夫妻がオレゴンに設立した家族経営のワイナリー。今ではブルゴーニュでの経験を積んだ娘リサがワインメーカーとして活躍しています。リリースするワインは当然ブルゴーニュ品種、ピノ・ノワール、シャルドネ、そしてピノ・グリ、リースリング等。フランス産のオーク樽で熟成された長期熟成型のピノ・ノワールは評判です。 |
H.ジョンソン氏も「小規模ながら1ランク上のワインを産する」とするワイナリー。ウィラメット・ヴァレー北部、ヤムヒル・カウンティーに1990年創立。「Chehalem」とはインディアンの言葉で「gentle
land」「valley of flowers」という意味。1994年からリリースされたピノ・ノワールは高い評価を受け、この「Rion」は同ワイナリーのフラッグシップ。ブルゴーニュのドメーヌ・ダニエル・リオンのパトリス・リオン氏がコンサルティングしているようです。 |
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「Knudsen Erath」? 今では「Erath Vinyards Winery」というのはあるけど、そこと関係あるのでしょうか?詳細は分からずともオレゴンの名を世界に知らしめた年、1985という良年のピノ・ノワール。 |
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