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Bordeaux-Medoc |
Pauillac |
言わずとしれた、メドックの第1級シャトー。女性的なラフィット、マルゴーに対し、男性的と形容されるワイン。60年代、70年代の最悪とも噂されるほどのオフ・ヴィンテージが65年と72年。ラトゥールを語る時に「不作の年でも安定した品質を保つ」という話をよく耳にしますが。。。 |
メドック格付け第1級の中でも筆頭の位置を務める銘酒中の銘酒。コンティ王子とのロマネ・コンティの畑の取り合いをしたことでも知られるマダム・ポンパドールが晩餐の席で欠かさなかったと言われるのが、このラフィット。1974年は、ボルドーにおいてもオフとされるヴィンテージ。 |
Ch. Mouton Rothschild ご存知、メドック格付け第1級ワイン。1855年の格付けでは第2級でしたが、1973年、例外的に第1級へ昇格。毎年、著名画家によりラベルが描かれる事でも有名。57年、67年は生まれ年の方とご一緒させて頂きました。やはりバースディ・ヴィンテージのムートンは飲んでみたいものですね。 |
第1級同等の評価を受ける第2級の最高峰。50%の新樽で20ヶ月の熟成を行う。オーナーのド・ランクザン夫人が、78年より後を継ぎ現在の評価を作り上げたと言われます。 |
Saint-Julien |
レオヴィル御三家(レオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・バルトン、レオヴィル・ポワフェレ)の中でも特に評価の高いスーパーセカンド。サン・ジュリアンの中でも北部に位置し、畑はシャトー・ラトゥールの南続き。サン・ジュリアン村の筆頭格です。 |
サン・ジュリアンのベイシュヴィル村にある50haのシャトー。シャトー名は「美しい小石の畑」。その名の通り、小石混じりの土壌からオーナーである著名なボリー氏のもとで上品なワインを生み出します。 |
手堅く高品質なワインを生み出すことで知られるコーディア社所有の格付けシャトー。同じコーディア社所有のグリュオ・ラローズに隣接し、102haという広大な単一畑からワインが造られます。 |
Margaux |
Ch.Margaux 詳しい説明はいらないほどのシャトー・マルゴー。ボルドーで最も名のしれた87haの畑。マルゴーの歴史は、1855年の格付け以来、様々な所有者に転売され、1900年代中期に有力なネゴシアンのジネステ社の所有になりました。その後1960年代後半には、ジネステ社が財政危機に陥りいいワインが造れない状態だったようです。 |
1855年に行われたボルドーの格付けでは、第3級。しかし長年にわたり、安定した品質のワインを造り続け、その人気・実力共に第1級のシャトー同等に評価されています。いわゆる「スーパー・セカンド」と評された第1号。バッド・ヴィンテージ・クラブ第一回総会にて、60年代から80年代のパルメを頂くことが出来ました。 |
Ch. Brane-Cantenac マルゴーACで、その名の通り、カントナック村にあるメドック格付け第2級。カントナック村のいいワインは、他に「シャトー・カントナック・ブラウン」や「シャトー・ディッサン」など、金色のラベルが洒落てますね。 |
Bordeaux-Grave |
1855年メドック地区の格付けの際、あまりにも当時から定評があったため、グラーブ地区ながら例外的に第1級に格付けされたオー・ブリオン。英国で最初に有名になり、初めて単独シャトー名を名乗ったのも、このワイン。ステンレスの発酵タンクも早い時期から導入し、現在も意欲的なワイン造りをしています。
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シャトー・オー・ブリオンの向かいに位置するシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン。1919年にウォルトナー家がこのシャトーを取得し、その名声をオー・ブリオンに匹敵するまでに高めました。1983年、オー・ブリオンがここを購入(ウォルトナー家はその後ナパ・ヴァレーに渡り、秀逸なシャルドネを生産している)。毎年新樽を100%使用し、24ケ月熟成させ、非常に高い評価のワインを産出する。 |
Bordeaux-Pomerol |
19世紀末にクロ・レグリーズの息子がクリネの娘と結婚したことによって生まれたレグリーズ・クリネ。ポムロールでも知名度の低かったこのシャトーは、1983年からオーナーのドゥニ・デュランドー氏の努力により、近年爆発的な人気を誇る。6haの畑には1956年の冷害にも耐えた古樹(平均樹齢40〜45年)が植わり、収穫の1/4をセカンドにまわす。新樽は40〜70%。 |
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