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France-Bordeaux |
Carruades de Lafite メドック格付け第1級の中でも筆頭の位置を務めるシャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドがこのカリュアド・ド・ラフィット。ラフィットでは、通常、全生産量の1/3がグラン・ヴァン用となり、約4割がこのセカンドとなります。 |
シャトー・ラトゥールのセカンド・ラベル。初ヴィンテージは1966年。メドック全セカンドワインの中でも最上の評価を与えられるワイン。実際、ラトゥールのスタッフは第2級同等のワインを造ろうとしているらしい。平均年産29000ケースのうち60%がシャトー・ラトゥールとして瓶詰めされ、残りがレ・フォール、サード・ワインのポイヤック、そしてネゴシアン売却用にまわされます。 |
La Reserve du Genaral マルゴー村の傑出したワイン、シャトー・パルメのセカンド・ラベルがこのレゼルヴ・デュ・ジェネラル。ここのセカンドは毎年造られるわけではないので、あまり見かけない貴重なもの。ワイン界の大御所、ヒュー・ジョンソン氏もある雑誌で「お薦めのボルドー・セカンド・ラベル」として挙げていました。名前にパルメの文字が出てこないので分かりにくいですね。でも98年ヴィンテージから「Alter
Ego de Palmer」と名前が変わったようです。 |
1855年メドック地区の格付けの際、あまりにも当時から定評があったため、グラーブ地区ながら例外的に第1級に格付けされたシャトー・オー・ブリオン。数あるボルドーのセカンドワインの中でも、レ・フォール・ド・ラトゥールと共に、最上級のセカンドとされるのが、このオー・ブリオンのセカンドです。 |
「ミスター・メルロー」「シンデレラワイン請負人」と絶賛される話題のワイン・コンサルタント、ミッシェル・ロラン。彼がポムロールに隣接するフロンサック地区に所有するシャトーがこのフォントニル。栽培面積7ha、年間3500ケースを産出。エチケットには、誇らしげにロラン氏のサインが入っています。 |
良いACボルドーの典型とも言えるこのワイン。紫がかったガーネットのワインは、誘うようなジャミーな香り、快適な飲み心地。果実のボリュームはミディアムで、甘味を伴う細やかなタンニンが美味しい。香りとバランス感に秀でたデイリーとして活用できると思います。 |
France-Val de Loire |
ロワール河中流、トゥーレーヌ地区最上のワインと賞されるヴーヴレー。ここで産するワインは、シュナン・ブラン種(現地名ピノー・ド・ラ・ロワール)で造られる白で、辛口(sec)半辛口(demi-sec)甘口(moelleux)がある。そのタイプはラベルに表記されることが多いのですが、近年はこのワインのように書いてないものもあるので注意が必要。 |
California-Napa |
オーパス・ワン、ルビコンと共に現在、カリフォルニアで最上級のプレミアム・ワイン。1982年に、ポムロールのクリスチャン・ムエックス氏(あのペトリュスのオーナー)が興したワイナリー。畑はナパ・ヴァレーのヨントヴィル、マヤカマス山に向かって緩やかな傾斜を描く約50haの「ナパヌック・ヴィンヤード」。「フランスの手法をカリフォルニアの葡萄で生かす」ことがポリシーだといいます。ラベルは従来、様々なアーティストによりムエックス氏が描かれていましたが、1991年からはミシェル・バルダン氏による同一のデザインとなりました。 |
Leapfrogmilch ラベルに描かれたカエルのマークで有名なフロッグス・リープ。1981年、ジョン・ウイリアムスがパートナーであったラリーとともに、2台のオートバイを売り払って始めたというワイナリー。今では52haの畑を所有。一切の化学肥料を拒否し、すべての畑に有機栽培を実践しています。 |
California-Santa Barbara |
サンタ・バーバラを代表する畑で、世界にその名を轟かせたサンフォード
& ベネディクト。現在はサンフォード・ワイナリーが所有し、オ・ボン・クリマやフォクセン等に高品質のブドウを供給。このワインは、その畑産、81年という珍しい古酒。 |
Chile-Colchagua |
![]() ![]() Luis Felipe Edwards Cabernet Sauvignon Reserva ルイス・フェリペ・エドワルズ・カベルネ・ソーヴィニオン・リゼルヴァ コルチャグア 赤 (カベルネ・ソーヴィニオン) ('96 \1,942) ![]() ![]() Luis Felipe Edwards Carmenere ルイス・フェリペ・エドワルズ・カルメネール コルチャグア 赤 (カルメネール) ('98 \1,500) |
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チリのセントラル地区、コルチャグア・ヴァレーに位置し、自社畑を約200ha持つワイナリー。樹齢3〜60年のカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、メルローなどが植えられています。チリの有名な醸造家フェリペ・ド・ソルミニャック氏を主任エノロジストに、シャトー・ラフィットのディレクター、ジルベール・ロヴァム氏をコンサルタントに迎えています。厳選されたぶどうのみを使用し、生産、瓶詰め、出荷までを独自に行なうという、厳しくコントロールされたワイナリー。 カベルネ : このリゼルヴァは樹齢50年以上のブドウを使っているということ。落ち着いたガーネットにやや熟成が入ったエッジの色合い。やや青さを残すカシスの風味、木屑、アメリカン・オークのアロマ。チリとしては締った感じのみずみずしい果実、程よいタンニンが余韻を締める。軽やかながら軽くはない、美味しいミディアム・ボディのデイリーワイン。実際には900円で売っていました。買うべしです。 カルメネール : カルメネールは、18世紀初頭にはメドックで多く栽培されていた品種。カルメネール100%は体験した事が無かったので購入したのですが、まさかこのワインが堀賢一氏の「ワインの自由」で紹介されるとは・・・確かにチリの生産者がメルローと混同していたというのが頷けます。温かみのある香りと、柔らかな果実味の美味しいワイン。詳しくは「ワインの自由」STEP92をご覧下さい。 (ヴィーニャ・ルイス・フェリペ・エドワルズ) |
Lebanon |
Ch. Musar レバノンの隠れた銘酒シャトー・ミュザール。所有者のセルジュ・オシャール氏は、ボルドー大学で醸造学を学び、イギリスのデキャンター誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にまで選ばれた人物。ボルドー辺りにも似たしっかりしたワインなんだろうなあと思っていたのですが・・・ |
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