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France-Champagne |
あの「クリュッグ・クロ・デュ・メニル」や「サロン」でも名高いメニル・シュル・オジェ村にて17世紀から続く由緒あるシャンパーニュ・ハウス、アラン・ロベール。100%自社畑、100%シャルドネのブラン・ド・ブランを造り続けているメゾンです。 |
1760年にランスで創立。前回のプレスティージュ特集でも「ノーブル・キュヴェ」を紹介したランソン。ここの生産量のうち、約9割をこの「ブラック・ラベル」が占めている辺り、ノン・ヴィンテージに力を入れている様が分かります。そして英語表記の名前も、海外市場を意識しているのでしょう。 |
16世紀に初代ピエール・マイヤールによりシャンパン造りが始められた非常に歴史のある名門マイヤール家。ワインコンサルタント、ロンドン生まれのジェームス氏が選んだ98年のシャンパン・ベスト90に'83
Cuvee Prestigeが選ばれ、シャンパンメゾンとしての名声を不動のものにしたミッシェル・マイヤール。ここの
Cuvee Prestige はお気に入りのワイン。 |
初めて聞いたシャンパーニュ。ランスロット・ロワイエは、格付け100%クリュのクラマン村にあるようで、畑面積5.5haを持つレコルタン・マニピュラン。このキュヴェは2000年ミレニアム用に出してきたブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)です。 |
Taittinger Brut Reserve 1931年、アルザス出身のピエール・テタンジェが、この地を気に入って、造りはじめたシャンパン・メーカー。しかしながら、その前身のフォレスト・フルノー社の歴史は1734年まで遡ります。ここのプレステージ・シャンパンである「コント・ド・シャンパーニュ」は有名ですね。 |
1900年創立、ミッシェル・エグリとフランシス・エグリ親子が経営し、現在は全て生産者元詰め。モンターニュ・ド・ランス地区のピノ・ノワールで有名な100%クリュ、アンボネー、ブジーの畑から産するブラン・ド・ノワール(黒ブドウのピノ・ノワール、ピノ・ムニエだけを使用)です。 |
Jean-Louis Deparis Brut オランダ人ポール・ヘルマンが営むネゴシアン、ジャン・ルイ・ドパリ。ル・パンやヴュー・プラトー・セルタンと言ったポムロールの名シャトーで樽売りになったワインを集め、販売していることでも有名になっているようです。 |
France-Loire |
クレマンとは、瓶内気圧が3.6位と通常のシャンパン(5〜6気圧)より低い発泡性ワインの事。本来の意味は「クリーミーな」といった意味。1975年より、アルザス、ロワール、ブルゴーニュでシャンパン方式を用いて造られたものにその名称が与えられます。 |
America-Sparkling Wine |
1976年、ソノマの雄、ロドニー・ストロングからグリーン・ヴァレーの土地を買い、シャルドネとピノ・ノワールを生産するアイアン・ホース。ソノマでも冷涼な気候のグリーン・バレーは、スパークリング用のブドウを育てるのに最適な環境であり、ここで生産される4万ケースの約半分がスパークリング・ワイン。このウェディング・キュヴェは、このワイナリーの娘であるジョイ・スターリングさんとワインメーカーであるフォレスト・タンサーさんが結婚された年に造り始めたというもの。 |
もうお馴染み、サンタ・バーバラの怪人、ジム・クレンデネン氏のオ・ボン・クリマ。そのシャルドネ、ピノ・ノワールの品質の高さは、周知の事実。今年の春「ABCのスパークリングがある?」と気になっていたのがこのワイン。ある意味、ジムのバイ・プロダクト的なものですが、通常はサンタ・バーバラのWINE
CASKというワインショップでしか買えないという事で、なんと1991の生産量はたったの300本弱だったとか(1993は1200本)。5月に開催した「カレラ&ABC対決」の乾杯に用意したワイン。 |
シャンパーニュ地方で五指の生産量を誇るマム社は、カナダの大手シーグラム社の傘下。そうした流れもあってか現在アメリカでは第二位の販売実績を持つメーカーです。マム・ナパ・ヴァレー社は、アメリカにおけるマム社の拠点。このブラン・ド・ノワール(ロゼの位置付け)とブリュット・プレステージを産出しています。 |
NewZealand-Sparkling Wine |
今ではニュージーランドでも有名なワイナリーとなったクラウディー・ベイが造るスパークリング。西オーストラリアのケープ・マンテルを経営する、デヴィット・ホーネンが1985年に創業したワイナリーで、1990年にあのヴーヴ・クリコに買収され、ルイ・ヴィトン・モエ・エ・ヘネシーの傘下となりました。 |
Germany-Sekt |
Schales Rieslaner Extra Trocken Premium-Sekt リースラーナーというリースリングとシルヴァーナーの交配品種を使った珍しいゼクト。エクストラ・トロッケンはドイツの発泡酒の規定では、残糖12〜20gを指し、フランスでいうブリュットよりやや甘め。実際に原酒にはアウスレーゼを使っているらしく、ドイツの中甘口をそのままスパークリングにした感じ。嫌味な甘さではありませんし、味わい自体はまろやかなので、気楽な集まりには重宝しそうです。 |
Itary-Spumante |
Bottega Prosecco Brut 様々な在来品種があるイタリアで、主にスプマンテ(スパークリング)用としてヴェネト州で生産されるのがプロセッコ種。この洒落たボトルのスプマンテ、金色のラベルは女性の姿をイメージしたものだとか。泡立ちも優しく、まろやかな甘味のあるフルーティーなワイン。 |
France-Bretagne |
最後にシャンパンではありませんが、本場フランス・ブルターニュ産のシードルをご紹介。シードルといえば、ご存知のようにリンゴから作った微発泡酒。このシードルは、野生に近い皮厚の小さなりんごを100%使用。搾汁に皮の部分の割合が多く、水や砂糖、濃縮還元果汁、炭酸ガスは一切加えず、りんごのわずかな糖分がほとんどアルコ−ル化されるため、辛口のお酒になっています。 |
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