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France-Bourgogne |
シャブリ・プルミエ・クリュの中でも、34haという広めの畑、そして特級の畑に近いことからも、評価、知名度共に高いのがフルショーム。 |
France-Cotes du Rhone |
元料理人というフランソワ・ヴィラールさんが造る評判のコンドリュー。1991年創設という、まだ新しいワイナリーです。このコンドリューには、1〜2割の貴腐ブドウを含み、新樽を3〜4割使用し100%の樽発酵がなされています。 |
有機農法の有力な生産者イヴ・キュイユロン。特にコンドリューは高く評価され、場所はシャトー・グリエの南側に6haを所有。特筆すべきことは、ここでは遅摘貴腐のコンドリューを造っている事。歴史的に見れば本来、コンドリューは甘い貴腐や遅摘のワインだったらしく、このイヴ・キュイユロンが復活させてから、現地では追随する生産者が増えたということで、その先駆けともなったのがこの「エゲ」というワイン。 |
France-Cotes de Provence |
プロヴァンスで、名高いワイン産地バンドール。カシス地区の東にある地中海沿岸の栽培地で、フランスの中でも最も温暖な地域。赤のほかに、白やこのロゼも産出します。1834年から続く名門タンピエのワイン。 |
France-Val de Loire |
ワインコンサルタントでもあるパスカル・ジョリヴェ氏がワインの瓶詰めを行い、日本ではすでに紹介されたドメーヌ・デュ・コロンビエ。このドメーヌと平行して、3代目を継ぐ長男ローランと次男クロードが醸造に加わり、自分達で醸造・瓶詰めし、独自のドメーヌとしてワインを売り出すことになったのが、このドメーヌ・シャンポールだそうです。標高250m、石灰質土壌の畑コロンビエール。平均樹齢60年のソーヴィニヨン・ブラン種100%。 |
Sancerre Les Romains 南仏ローヌで今話題になっているクロ・デュ・カイユ。なにやらパーカーやタンザーといった評論家が98年のシャトーヌフ・デュ・パプの中で最高ポイントをつけたとか。そのクロ・デュ・カイユを引き継いだのが、このロワールのドメーヌ・ヴァシュロンの長男ジャン・ドゥニ・ヴァシュロン氏ということ。 |
ロワール地方のトゥーレーヌの隣にあるシュヴルニーは、日本ではあまり聞きなれない地域ですが、1993年からAOCに昇格し、赤、白、ロゼが認定されているアペラシオンです。このドメーヌ・ド・ヴェイユーのオーナー、ミシェル・クニュー氏はあのニコラ・ジョリー氏の良き友人で、バイオダイナミックでのワイン造りを行っているということ。 |
France-Alsace |
創立1867年、しかしブドウ栽培においての歴史は1580年まで遡るという高品質で誠実なワイン生産者として名高いレオン・ベイエ家。アルザスで認可されている各種のブドウ品種にてワインを生産し、その生産量は年間約65000本。ここはグラン・クリュ反対派で、計4haのグラン・クリュ畑を持ちながらも、ラベルには表記しない。 |
Italy-Veneto |
ヴァルポリチェエラ,レチョート,アマローネにかけては本物の職人芸をみせるクインタレッリ。900年以上の歴史を持つこの生産者は、その品質の高さ、そして価格もこの地区で最高級。アマローネはファン垂涎のワインです。 |
Italy-Friuli Venezia Giulia |
イタリア北部、フリウーリ・ヴェネチィア・ジューリア州。コッリオ区域内にあり、白のトップクラスのVdTを産出することで知られるシルヴィオ・イエルマン。このワインは、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リボッラ、マルヴァージア、ピコリットという品種をフレンド。まさに品種の万国博覧会、この地区らしいワイン。 |
このグレーヴナーもフリウーリ州、コッリオ区域内の精神的指導者とされる造り手。リボッラというのは、ブドウ品種名。リボッラ・ジアッラとも呼ばれ、フリウーリでは古くから栽培されている品種です。 |
Australia-South Australia |
Penfolds Yattarna Chardonnay 1844年創立、オーストラリアのトップブランドであるペンフォールド社は、最も偉大そして高価である赤ワイン「グランジ」でも有名。今、主任醸造家ジョン・デュヴァルを中心に「グランジのホワイト版」として研究、開発を続けているというのが、このヤッターナ。アボリジニ語で「少しずつ」という意味を持つワインは、現在アデレイド・ヒルズとマクラーレン・ヴェイルのブドウを使い、オーストラリア最上の白を目指しているらしい。かなり希少性の高い一本。 |
これもペンフォールド社の白。オーストラリアのワインは独自の「ヴァラエタル・ブレンド」(二種以上の品種のブレンド)というカテゴリーがあり、このワインの「セミヨン・シャルドネ」という風に表記されます。この場合、使用ブドウ品種の比率が多い順に表記されます。 |
NewZealand-Marlborough |
ニュージーランド、特にソーヴィニヨン・ブラン種の品質にかけては、有名になった感のあるこの国で、また新しく注目されているワイナリーがこのヴィッラ・マリア。1997年のインターナショナル・ワイン・チャレンジでは堂々のトロフィーを獲得。その噂は本当なのか確かめたかった頃、ある展示会にてこのワイナリーを発見。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネの数種を試飲できました。 |
Germany-Mosel Saar Ruwer |
ドイツで最も地価の高い畑といわれる「ベルンカステラー・ドクトール」で有名なDr.H.ターニッシュ。1901年以来かわらない石版画のラベルはおなじみかもしれません。ベルンカステル地区のグラーハ村、「ヒンメルライヒ」とは「天国」を意味します。 |
ベルンカステル地区のグラーハ村「ヒンメルライヒ」とは「天国」の意。このヴィリ・シェーファーという造り手はグラーハで最も上質のワインを産出すると言われているそうですが、その生産量の少なさから、なかなか見かけないワイン。いつもお世話になるホビットさんに頂いたもの。 |
Japan-Shinsyu |
我が国日本のワインが世界に飛び立つのか?1999年11月に行われた「ジャパン・インターナショナル・ワイン・チャレンジ」。このコンクールにて、ブルゴーニュの銘酒や新世界のプレミアムワインらを相手に見事ベスト・シャルドネ賞を獲得したのがこのワイン。 |
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