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Bourgogne-Cote de Nuits |
Gevrey-Chambertin ジュヴレイ・シャンベルタン |
Charmes Chambertin 近年の評価の高い造り手、アンリ・ペロ・ミノ。父親の時代にはネゴシアンに半分、樽売りしていたそうですが、今は息子のクリストフ氏がドメーヌを取り仕切り、蔵出しでリリースしているそうです。 |
今や大人気のクロード・デュガ。エチケットには13世紀の教会を改修した醸造所が描かれ、低温発酵にて大変長命で濃いワインを造るとされています。グリオット(0.1ha)、シャルム(0.3ha)、ラヴォー・サン・ジャック(0.3ha)など合計3haを所有。なかなか入手しにくい理由として、多くがフランス国内のレストランへ直接販売されてしまっていることや、今でも「ルロア」に一部を樽で売っているようです。 |
Gevrey-Chambertin ルイ・トラペの娘婿であるジャック・ロシニョールが分割により畑を相続、誕生したドメーヌ。シャンベルタン他、ラトリシエール、シャペルなどのグラン・クリュを所有しています。 |
Morey-Saint-Denis モレ・サン・ドニ |
ジュヴレイ・シャンベルタンの敬愛されるドメーヌ、アルマン・ルソー。シャンベルタンやクロ・ド・ベーズ等数々のグラン・クリュを保有し、14haの自社畑のうち8haまでもがグラン・クリュという素晴らしさ。1959年、若くして父アルマンを交通事故で亡くしたシャルル・ルソーは、一人でドメーヌを支え、常にブドウ畑の樹齢の高さ、そして低収量のワイン造りを実践し、高い評価を保ち続けています。 |
デュジャックと並び、モレ・サン・ドニ村で最も評価の高いドメーヌ・ポンソ。ここもジュヴレイ・シャンベルタン村、そしてモレ・サン・ドニ村に多くのグラン・クリュを保有し、畑の総面積は8.75ha。そのうちのほとんどをグラン・クリュとプルミエ・クリュが占める。 |
Morey-Saint-Denis Les Ruchots フレデリック・マニャンは、アメリカの業界紙では高い評価を受ける新進気鋭の若手の醸造家。父ミッシェル・マニャンは、自分の息子の才能に気づき、1996年以降、フレデリックに任せているようで、ミッシェル名でドメーヌ元詰め、フレデリック名でネゴシアンとしてブドウを買い付けワイン造りを行っています。 |
Vosne-Romanee ヴォーヌ・ロマネ |
ヴォーヌ・ロマネの名手との呼び声も高いロベール・アルヌー。ヴォーヌ・ロマネやニュイ・サン・ジョルジュに一級畑を持つほか、クロ・ヴージョ(0.4ha)、エシェゾー(0.9ha)、そしてこのロマネ・サン・ヴィヴァン(0.3ha)というグラン・クリュを所有しています。 |
今更説明の必要はないかもしれません、DRCのエシェゾー。実はこのワイン、カリフォルニアの優れたピノ・ノワール生産者として有名なカレラの単一畑4本(ジェンセン、セレック、リード、ミルズ)そしてオ・ボン・クリマの2本(イザベル、ピコ&リンコン)と共にブラインドで頂いた物。このテイスティングにおいて、多くの方がどのワインがDRCか判断がつかなかったのは、カリフォルニアワインの秀逸さを物語っているのかもしれませんが、このエシェゾーの品質に関しても文句のつけようはありません。 |
このプリュレ・ロックのワインに関しては、今までにも数度紹介したと思います。アンリ・フレデリック・ロック氏は、92年より、ロマネ・コンティ社(DRC)の共同経営者。雑誌「ブルータス」にも「ポスト・ジャイエ」などと取りざたされ、非常に巷を騒がせているドメーヌです。 96年のオート・メズィエール:以前にも同じワインを紹介したと思いますが、もう一度、取り上げたくなる程の素晴らしさ。魅力ある酵母の香り、威圧感のないスムースな飲み口から突如現れる密度のある果実感。口中でワインの持つ旨みを十分に表しています。これは言葉になりません。飲む度にその成長を感じるワイン、これは本物なのでしょうか? |
マダム・ルロワが1988年、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・シャルル・ノエラ、そしてジュヴレイ・シャンベルタンのドメーヌ・レミーを手中に収め、約22haの自社畑を所有するドメーヌを興しました。ブドウ栽培にはすべてバイオダイナミックス農法がとられ、テロワールを大事にする彼女の信念が貫かれています。(マダム・ルロワについてはこちらをご覧下さい。) |
ニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ、ダニエル・リオン。唯一のグラン・クリュであるクロ・ド・ヴージョを始め、ニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネに多くの畑を所有、その面積は18.22ha。1979年から父ダニエルのあとを継いだパトリスは、見事にワインの品質を高めることに成功しているとされています。 |
ブルゴーニュの造り手の中でもその名を馳せるグロ一族。その本家とも言うべきドメーヌ・ジャン・グロの跡を継ぐのが、このミッシェル・グロ。ヴォーヌ・ロマネ最高のプルミエ・クリュの一つ「クロ・デ・レア」はここのモノポール、栽培面積は2.12haです。 |
今や伝説ともなりうるアンリ・ジャイエの跡を継ぐエマニュエル・ルージェ。今では主にジャイエ3兄弟の畑からワインを造り、彼が造るワインもすでに注目の的で、発売と同時に完売、ますます評価を高めています。この村名ヴォーヌ・ロマネの耕作面積は約1.4ha。 |
ジャン・グリヴォー。ヴォーヌ・ロマネ村の名家として知られ、現在は5代目当主、エチエンヌ・グリヴォーの手によるドメーヌ。村名ヴォーヌ・ロマネの耕作面積は約2.6haです。 |
Nuits-Saint-Georges ニュイ・サン・ジョルジュ |
オスピス・ド・ボーヌの名声にはかなわないものの、ニュイ・サン・ジョルジュ村において、同じような施設として機能するのがオスピス・ド・ニュイ。ここも寄進畑を持っており、そのすべてがプルミエ・クリュで合計約8ha。競売会は、たいていパームサンデー(復活祭直前の日曜)の前週の日曜日、三月末か四月はじめに行われます。 |
サン・ロマン村で1996年にワインを造りはじめたばかりの新しい造り手、ドメーヌ・ド・シャソルネイ。オーナー兼醸造家のフレデリック・コサール氏は、ロワールのバイオダイナミクで名高いニコラ・ジョリー氏の主催するサロンに参加し、数少ないバイオダイナミクを実践している醸造家の一人。奥さんのお母さんが持っていた畑を借りて、良き先輩アンリ・フレデリック・ロック風に醸造方法を変えて造った、というのがこのクロ・デ・アルジエール。 |
Bourgogne ACブルゴーニュ |
古くからシャンボール・ミュジニー村で最も尊重される旧家、コント・ジュルジュ・ド・ヴォギュエ。すべての畑はシャンボール・ミュジニー村にあり、ボンヌ・マール、ミュジニーといったグラン・クリュの多くを所有。ミュジニーには、7.2haもの自社畑を持ち、その中のわずか0.4haにはシャルドネが植えられ、唯一ミュジニーの白ワインを産出しています。そのミュジニーの白、class30自身も、未だにお目にかかったことのない幻の逸品ですが、このワインは、そのミュジニーの若木から造られているということなのです。 |
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