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California-Sonoma |
Flowers Camp Meeting Ridge Pinot Noir ソノマで産出されるブルゴーニュ・スタイルのワインで注目を集めるフラワーズ。冷涼な潮風、朝霧による最良のピノ・ノワールの名畑として名をはせるキャンプ・ミーティング・リッジからのワインは、入手困難な状態。100%自然酵母によるマロラクティック発酵、75%新樽により14ヶ月の樽熟。当然のごとくノンフィルターにて瓶詰。 |
1978年にスティーヴ・キスラーが興した、ソノマを代表するシャルドネの生産者。マヤカマス山脈の尾根に位置するワイナリーで年間18000ケースを産出。野生酵母による、オークの小樽でのアルコール発酵、さらに100%のマロラクティック発酵、シュール・リー、バトナージュと伝統的なブルゴーニュの醸造法を踏襲し、数々の畑名入りのワインを造りだします。カリフォルニア・シャルドネの中でもファン垂涎のワイン。 |
1979年設立のブルゴーニュ・スタイルのワイナリー。1993年には、あのケンドール・ジャクソンを所有するジェス・ジャクソン氏が買い取り、ソノマの気候を生かした手工業的なワイン造りを目指しています。 |
California-Napa |
St.Clement Merlot Napa Valley サンフランシスコの外科医、W・ケーシーが1975年に設立。1987年には日本のサッポロが買収。その時から造ることになったのがボルドー・ブレンド・タイプの「オロッパス:OROPPAS」(逆から読むとSAPPORO)。そのネーミングを決めたのも、1980年からワインメーカーを務めるデニス・ジョーンズ。「本当はうちの名前はサンシャイン・フルーツ・カンパニー」と言い、ぶどうの質にこだわる完全主義者。 |
ウォール・ストリートで成功したイギリス人銀行家リチャード・クライトンは、自分の持ち続けていた夢のために仕事をやめ、1983年、マヤカマス山麓にブドウ畑を購入しワイナリーを興しました。カリフォルニア大学デービス校で醸造学を学ぶかたわら、妻ジュディスと二人で理想のワインを造りはじめたというワイナリー。 |
ファン垂涎のスーパープレミアム「マヤ」を生むダラ・ヴァレ。未亡人ナオコさんのご主人はもともとイタリアのワイナリーの出身。このサンジョヴェーゼには、想いがあるに違いないと考えていた一本。生産量はたったの400ケース、あのマヤ(500ケース)より少ない超レア物。今のところ日本未輸入。 |
1966年、設立。ナパ・ヴァレーに禁酒法以降、最初にできたワイナリー。”ワイン造りは科学であると同時に芸術である”がロバート・モンダヴィの信念。カリフォルニアのリーダー的存在。 |
Merryvale Silhouette これは、前回紹介したメリーヴェルが造るシャルドネの上級版「シルエット」。マロラクティック発酵を行わず、新樽100%にて15ヶ月の熟成、ノンフィルターにて瓶詰。年間1000ケースという限定品です。 |
1889年創立のカリフォルニアの中では歴史の古いワイナリーは、1968年に元株式ブローカーだったロバート・トラヴァースが買収、その評価を高めます。ナパヴァレーとその西側のソノマヴァレーを分ける標高700メートルの休火山の火口に位置し、最良の条件を満たす20haの自社畑から年間5000ケースを産出。「できる限り自然に」というポリシーで古典的な醸造方法を施し、シャルドネに関してはマロラクティック発酵を行わない。 |
California-San Benito |
今や日本で大人気のカレラ。ジョシュ・ジェンセンは、エール大学とオックスフォード大学で学び、あのロマネ・コンティ、そしてデュジャックで修行。アメリカへ帰国後、1974年、マウント・ハーランにロマネ・コンティに似た土壌を見つけワイナリーを興しました。ワインの移動をすべて自然の重力によって行う「グラヴィティ・システム(重力移動システム)」他、ほとんどの行程において、人為的な要素を排除したワイン造りを行っています。年間生産量は2万5千ケース。 |
同じくカレラが造るシャルドネ。マウント・ハーラン・シャルドネは「ミルズ」に接する6エーカーの畑から産出されます。初ヴィンテージ84年。 |
California-Santa Barbara |
1982年、サンタ・バーバラにジム・クレンデネンが設立したブティックワイナリー。かのブルゴーニュ名醸造家、アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、畑名入りのワインで、そのテロワールを表現しています。ワイナリーの年間生産量は1万ケース。 |
Oregon-Willamette Valley |
1880年より続くボーヌの名ネゴシアン、ジョセフ・ドルーアン。そのドルーアンが今オレゴンで大々的に力を入れているのが、このドメーヌ・ドルーアンです。今までにもここのピノ・ノワールは紹介したと思います。 |
America-Washington |
Hogue Johannisberg Riesling アメリカ北東部のワシントン州。カリフォルニアやオレゴンといった州の陰にかくれがちですが、その生産量は14,200haとオレゴン州の約4倍。冷涼な気候ながら、雨が少ないため、ブドウの完熟にも適しているとされています。 |
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