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California-Sonoma |
B.R.Cohn Olive Hill Vinyard Cabernet Sauvignon 1970年代から80年代前半にかけて全世界を熱狂させたカリフォルニアを代表するロック・グループ、ドゥービー・ブラザーズ。そのマネージャーを務めていたブルース・コーンが1984年に始めたソノマのワイナリー。ヘレン・ターリーがワインメーカーだったこともあり、ワイン・スペクテイター他から、高評価を受けています。1995年から造る「スペシャル・セレクション」は話題のワインの一つ。 |
Kenwood Cabernet Sauvignon Jack London セントラル・ヴァレーでぶどう栽培に従事していたジョン・シーラが友人と共に1970年ソノマ・ヴァレーに興したワイナリー。現在は約50haの自社畑を所有。カベルネ以外にもメルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを栽培。ここのフラッグシップである「アーティスト・シリーズ」は毎年現代画家によるラベルが描かれ密かなコレクターズアイテムになっています。 |
Benziger Cabernet Sauvignon 元は、ニューヨークでワインの卸し売り業をしていたというベンジガー一家。1980年にカリフォルニアはソノマ・マウンテンにワイナリーを造り、大成功を収めます。一時は300万ケースの生産量を誇ったこのメーカーは、初心に戻るべく、事業の大部分を売却。現在は20万ケースの生産量としています。造られるワインは、様々な品種のヴァラエタル・ワインを始め、多種多様。本国では定評のある造り手。 |
California-Napa |
世界地図を塗り替えた1976年米仏テイスティング対決。そのコンペティションにて見事、カベルネ部門第一位を勝ち取った「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」。 |
現在、カリフォルニアの”プロプライアタリーワイン(ワイナリーが独自のブランド名を付けて売る高級ワイン)”の中でも、最も有名であろうオーパス・ワン。ロバート・モンダヴィとシャトー・ムートン・ロートシルトのジョイント・ベンチャーによる名作。オーパス・ワンとは”作品第一番”の意。 |
1970年代半ば、映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラは、ナパの名ワイナリーであった「イングルヌック」を買い取りワイン界へ参入。いかなる分野においても高品質を目指す彼が、1978年に世に送り出したのが、この「ルビコン」。1991年ヴィンテージ以降は、あのトニー・ソーターがコンサルティングに加わり、スタイルが変わったと言われますが、この80年代のルビコンは? |
Dominus オーパス・ワン、ルビコンと共に現在、カリフォルニアで最上級のプレミアム・ワイン。1982年に、あのペトリュスのオーナー、クリスチャン・ムエックス氏が興したワイナリー。畑はマヤカマス山に向かって緩やかな傾斜を描く約50haの「ナパヌック・ヴィンヤード」。「フランスの手法をカリフォルニアの葡萄で生かす」ことがポリシーだといいます。 |
Lokoya Cabernet Sauvignon Howell Mountain ロコヤ、今話題のワイン。ソノマの大手ワイナリー、ケンドール・ジャクソンを所有する一族であるジェス・ジャクソン氏がナパのペピを買い取り、ペピ、カーディナル、ロコヤのそれぞれのワインを生産しています。ロコヤという名前は白人がナパに入る前からビーダー山に住んでいたインディアンの部族の名前がロコヤという事。ナパ・バレー山岳地域の畑、Mt.Veeder,
Howell Mountain, Rutherford, Diamond Mt. をリリースし、いきなり各評論誌で高評価を受けています。 |
ハーラン・エステート。ナパの高級リゾートホテル「メドウッド」やワイナリー「メリーヴェイル」の共同経営者であるウィリアム・ハーランは、ナパ最上のワインを造るべく、カベルネに適した土地を10年間探し求めたと言います。ナパ・ヴァレーのオークヴィルに、ファー・ニエンテの畑を馬蹄状に囲む斜面。ミッシェル・ロランの助言を受けたワインは、R.パーカー氏が94年ヴィンテージに100点満点をつけ、一気にスターダムに。今の我が国では6万から8万という高価格で取引されます。この「メイデン」は若木のカベルネ・フラン等から造られるセカンド(セカンドではなく、もう一つのワインというお話もあります)。95年がファースト・ヴィンテージ。 |
ちなみにこのワイン、コルクが「56mm」という長さ。Mitsuruさんが主催される「Restaurant Le Tableau Blanc」では「コルク王決定戦」というコルクの長さを競うコーナーがあります。面白いです。 |
メリーヴェルは、上記のウィリアム・ハーランとロビン・レイルらの共同経営により1983年に創立。現在ワイン醸造は、スティーヴ・テストが担当。フレンチ・オークの採用、フリーラン・ジュースだけを使用するなどヨーロピアン・スタイルを目指すワインは、ミッシェル・ロランのアドヴァイスを仰ぎ、現在人気急上昇中です。 |
セント・ヘレナの町を見下ろすハウエル・マウンテンの中腹にあるワイナリー。オーナーのアルゼンチン女性、デリア・ヴィアデルは、カリフォルニア大学デービス校でワイン醸造を学んだと言います。そしてこのワインが注目を浴びる一因として、あのトニー・ソーター氏が手がけているという事。彼はスポッツウッドやアラーホ、ルビコンのコンサルタントとしても注目の醸造家です。 |
California-San Luis Obispo |
Justin Cabernet Sauvignon セントラル・コーストのパソ・ロブレスは密かに注目される産地。ここで家族経営でワインを生産するジャスティンは、サンテミリオン・ブレンドのジャスティフィケーション(CF53,M47)やメドック・ブレンドのアイササリーズ(CS61,CF14,M15)が有名。他にもオブチューズ・ポートなんていう酒精強化ワインも造ってるようです。 |
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