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France-Cotes du Rhone |
コート・ロティの3つの素晴らしい単一畑「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・トゥルク」。この畑からワインを造るのがギガル。 |
有機農法の有力な生産者イヴ・キュイユロン。特にコンドリューは高く評価され、場所はシャトー・グリエの南側に6haを所有。特筆すべきことは、ここでは遅摘貴腐のコンドリューを造っている事。歴史的に見れば本来、コンドリューは甘い貴腐や遅摘のワインだったらしく、このイヴ・キュイユロンが復活させてから、現地では追随する生産者が増えたということ。他にもサン・ジョセフの赤白、コート・ロティにも1.5haの畑を所有しています。 |
ローヌ南部で最も有名なシャトーヌフ・デュ・パプ。ところで、このワイン、白ワインです。シャトーヌフ・デュ・パプには、白もあるんです。ただ生産量は、少ないので店頭ではあまり見かけないですね。 |
France-Val de Loire |
アンジュ、その名を聞くと「ああ、ロゼの産地ね」なんて思う方が多いかもしれません。その観念を覆す一本。このワインは尊敬する新井順子さんのセレクションから。 |
もう一本、アンジュの赤の紹介。こちらも新井順子さんのセレクションから。アンジェの町から南東に約5km離れたロワール河左岸に位置する、Juigne-sur-Loireという小さな町にあるドメーヌ・ド・モンジレ。1933年に創業、全畑の面積は38haと比較的規模の大きなドメーヌで、白・ロゼ・赤・甘口白と生産しています。 |
ロワールのアンジュ・ソーミュール地区の甘口ワインの産地として知られるコトー・デュ・レイヨン。シャトー・ピエール・ビースは、この地区では著名な醸造元で、オーナーのパパン氏は、自分の畑の土壌を研究し、完璧に知り尽くしている栽培家そして醸造家。補糖は一切行わず、酵母も自然酵母のみを使用しているという事。 |
「プイイのやんちゃ坊主」というあだ名を持つディディエ・ダギュノー。ブルゴーニュで修行を積んだという彼は、ボルドー大学のドゥニ・デュブルニュー教授と共同でスキンコンタクトや培養酵母の実験しているということ。1993年より、バイオダイナミックスを採用。それぞれ畑の土壌の成分がワインの名前に付けられ、「シャイユー:珪土」「シレックス:火打石」としています。 |
France-Alsace |
トリンバック社は、1626年創業、オー・ラン県のリボヴィルという村に本拠を置く歴史のある醸造所。14haの自社畑を持ち、他に優良な栽培家からブドウを買い付けています。このフレデリック・エミルは、19世紀末のトリンバック家当主の名を冠した畑から厳選して造られる逸品。ゴールドのエチケットが風格を醸し出しています。 |
たいへん濃厚なスタイルのアルザスを生み出すドメーヌ。フランスで初めてマスター・オブ・ワインを取得したオリヴィエ・フンブレヒトが、父レオナールと共に采配をふるうワインは、アルザスでも別格扱い。はやくから土壌の質に着眼していたドメーヌで、60年代より優れた土質の畑を購入し、現在の名声を不動のものとしています。同社が最も得意とするのが、このトカイで、年々植付けを増やし、現在は全面積の約4割。このヴィエーユ・ヴィーニュは、樹齢40年を超える古木のブドウから仕込まれるワインです。 |
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