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France-Bordeaux |
Ch. de Barbe Blanche サンテミリオン地区の北東、約6000haのエリアに、4つの独自のAOC(リュサック、ピュイスガン、モンターニュ、サン・ジョルジュ)があり、サンテミリオン衛星地区と呼ばれます。 |
Ch. Cap de Faugeres ドルドーニュ河右岸、サンテミリオンの南東にあたるAOCコート・ド・カスティヨン。この地区で評判のよいシャトーの一つで、シャトー・フォジェールと同じ所有者、あのミッシェル・ロラン氏が関わっているというワインです。 |
ボルドーを流れるガロンヌ河を南下すると、ランゴンと言う町があり、そこから少し北東に上ると、サン・ローラン・ド・ボワという小さな村があります。1985年に自分のシャトーで瓶詰めを開始したこのシャトーは、ラベルにも記載されている通り、全く農薬を使わず、有機農法を実践しています。それが実り、1997年に96年ヴィンテージがコンクールで金賞を受賞したということ。若干長めのボトルは、エレガントですが、箱に入れづらくコルク打ちも難しい為この93年にのみ採用されました。 |
Michel Lynch (Blanc) ボルドー第5級格付けでありながら、2級同等の評価を受けるシャトー・ランシュ・バージュ。そのスタッフが作り、ランシュ・バージュのサード・ブランドとも言われるのがこのミッシェル・ランシュで、赤、白、ロゼもあります。評判の良いワイン。 |
Mouton Cadet (Blanc) ムートン・カデ、もとは、シャトー・ムートン・ロートシルトのセカンドラベルであったこの銘柄は、現在ではバロン・フィリップ・ロートシルトが造るACボルドーとして世界的に販売されるワインとなっています。こちらも白の他、赤、ロゼがあります。 |
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France-Bourgogne |
ブルゴーニュ地方のマコネ地区。コート・ドールに匹敵する量を産出する地区、そしてお手軽かつ高品質のワインが眠る産地。たまたま飲んだこのマコン・ヴィラージュなのですが。。。 |
ブルゴーニュのグロ一族と言えば、高品質のワインを生産することでは有名。「アンヌ・グロ」「ミッシェル・グロ」「A.F.グロ」。そして「グロ・フレール・エ・スール」は、ワイナート春号でも紹介されていた「陽気な次男坊」です。 |
こちらもグロ一族のA.F.グロ(アンヌ・フランソワーズ・グロ)。パラン家に嫁いだジャン・グロの娘である、アンヌ・フランソワーズが運営するヴォーヌ・ロマネ村の堅実なドメーヌ。 |
France-Cotes du Rhone |
Crozes Hermitage ピエール・ペランと言えば、シャトーヌフ・デュ・パプを代表する造り手。ペラン兄弟が手がけるシャトー・ド・ボーカステルは、30年以上に渡って無農薬でブドウを栽培し、フランスにおける有機栽培の先駆者。そのペラン兄弟が1990年にコート・ドゥ・プロヴァンスを含むコート・デュ・ローヌ地方のワインブランド「ピエール・ペラン」を発売。主としてGigondas,
Tavel, Cotes de Provence, Crozes Hermitageなど、ペラン家の醸造技術によって生まれるコート・デュ・ローヌのジェネリック
ワインです。 |
Chateauneuf-du-Pape ![]() シャトーヌフ・デュ・パプ シャトーヌフ・デュ・パプ 赤 (グルナッシュ他) ('90 \3,500位) Cote du Rhone (Rouge) ![]() コート・デュ・ローヌ(ルージュ) コート・デュ・ローヌ 赤 (グルナッシュ他) ('95 \1,300位) ![]() ![]() Cote du Rhone (Blanc) コート・デュ・ローヌ(ブラン) コート・デュ・ローヌ 白 (ルーサンヌ他) ('95 \1,300位) |
コート・ロティ最大にして最も評価の高いギガル。しかしながら、ここに挙げるようにネゴシアンとしての仕事も一流、堅実な生産者として評価されています。 ローヌ南部を代表する村名ワイン、シャトーヌフ・デュ・パプ。名前の意味は「法王の新しい城」。ここの畑の表面は、丸い石ころで覆われているらしく、その石が昼間に熱をたくえわえて、夜間に放出するため果実味のあるしっかりしたワインが出来ます。90年産のワインは、すでに丸みを帯び、スミレの香りと和らいだアルコールが気持ちの良いワイン。 ギガルのACコート・デュ・ローヌは、赤白ともに優良。赤はチェリー様の果実が土やスパイシーな風味と併せ合った気さくなワイン。特に白は美味しく、アプリコットや花梨の香りが織り成すワインは地方名ワイン以上の酒質。廉価なのが嬉しいこの2本は是非、デイリーに加えて下さい。 (E.ギカル) |
Viognier (Vin de Pays de l'Ardeche) 「ボージョレの帝王」ジョルジュ・デュブッフ。ボージョレの中でも、最も有名な造り手でしょう。卓越したテイスティング能力の持ち主と言われ、一代で現在の名声を築き上げた人物。その帝王が今度は南仏アルデッシュ県でヴァラエタルワイン(ラベルにブドウ品種名がついたもの)を発売。栽培が難しいといわれるヴィオニエに興味津々です。 |
France-Val de Loire |
ブドウの品種がそのままアペラシオンになっている、ロワールの有名な辛口白ワイン、ミュスカデ。醸造家のセルジュ・バタール氏は、早飲みの安いワインというイメージと全く違ったスタイルのミュスカデを手掛ける、数少ないドメーヌです。日照量に恵まれないこの産地で有機栽培を行い、平均樹齢60年という古木のブドウのみを使用し、オーク樽で1年間熟成。 |
Italy-Veneto |
Ecco Domani Merlot イタリア、ヴェネチア近郊でつくられるテーブルワイン。エコ・ドマーニとは「さあ、ここに明日がある」という意味らしく、未来を先取りしたワインという自負が込められているとか。 |
California-San Benito |
今や人気沸騰中のカレラのワイン。白はシャルドネ、ヴィオニエ、そしてセントラル・コーストがあるのはご存知の方も多いはず。でも、廉価版にはこんなワインもあったのです。その名も「ホワイト・テーブル・ワイン」。 |
California-Santa Barbara |
1987年、牧場主だったリチャード・ドアとランチョ・シスコック・ワイナリーの栽培責任者だったビル・ウォーセンがサンタ・マリア・ヴァレーに設立したワイナリー。ピノ・ノワール、シャルドネ、メルロー、カベルネといったワインを生産していますが、やはりこの土地での注目はシャルドネとピノ・ノワール。 |
Santa Barbara Winery Pinot Noir 1962年、建築家のピエール・ラフォンによって、禁酒法以降サンタ・バーバラ郡で初めて設立されたワイナリー。25haの自社畑をサンタ・イネズ・ヴァレーに所有し、サンタ・マリア・ヴァレーから購入するブドウも含め、現在では年間2万6000ケースを産出。 |
Australia-South Australia |
1967年、旧東ドイツ出身のウルフ・ブラスが南オーストラリア州、バロッサ・ヴァレーに創設したワイナリー。ここのフラッグシップはなんと言っても、ブラック・ラベルのカベルネ・シラーズ。 |
Australia-Victoria |
1972年、アメリカ人ジョン・ゴーレにより、ヴィクトリア州ピレニーズに興したワイナリー。創設を薦めたのが、ナパ・ヴァレーのクロ・デュ・ヴァルのワインメーカーであり、シャトー・ラフィットの醸造責任者だった父を持つベルナール・ポーテット。年間6万5000ケースのワインを産出しています。 |
Australia-Western Australia |
Capel Vale Cabernet Sauvignon 西オーストラリア州のケイペル・ヴェール。以前、シラーを頂いて、価格は高いものの、かなりの高品質に驚いたワイナリー。 |
Ashbrook Cabernet Merlot 50年以上前からマーガレット・リバーに敷地を持っていたディヴィット家が1975年にワイナリーを創設。自社畑で収穫されるブドウ(リースリング、シャルドネ、セミヨン、カベルネ他)のみを用い、年間8000ケースを生産しています。 |
Spain-Cataluna |
ライマットとはカタロニア語で「ブドウ」と「手」を意味するという。今では年間70万ケースを産出するこのワイナリーは、1980年代、スパークリングで知られるコルドニューのオーナーがライマット城を買収し、カリフォルニア大学のアドバイスを受けながら興したもの。 |
Spain-Ribera Del Duero |
Condado de Haza リベラ・デル・ドゥエロの3大生産者の一人、あのペスケラを作り出した奇才アレハンドロ・フェルナンデス氏の造るワイン。ラベルが同じデザインなだけに、ペスケーラのセカンドかなと思うのですが、どうやら違う畑のものだそうです。 |
Spain-Rias Baixas |
リアス・バイシャスは、ポルトガルの北側、大西洋に面しており、スペインの中では最も降水量の多い地域ながら、地盤は主に花崗岩で出来ているため水はけが良い。生産されているほとんどの品種がこのアルバリーニョ。地続きであるポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデと同様、白ワインの産地です。 |
Austria-Nieder Osterreich |
Sonnhof Gruner Veltliner オーストリアのワイン産地は東部に集中し、全生産量の約6割を産出するのが、ウィーン北東部のニーダー・エステルライヒ地方。その中でもヴァッハウとカンタプール地区が主な産地。グリューナー・フェルトリナーは、オーストリア固有の最も重要な白ワイン品種です。 |
Chile-Central Valley |
1998年度、全輸入ワインの中で最も売れたブランドがチリのコンチャ・イ・トロ社だという事実。これって凄い事ですね。完全に日本におけるチリワインの人気も定着したようです。 |
Germany-Rheingau |
![]() ![]() Steinberger Riesling (Kabinett) シュタインベルガー・リースリング(カビネット) ヨハニスベルグ地区 白 (リースリング) ('97 \3,000位) Eltviller Taubenberg Riesling ![]() (Halbtrocken Diabetiker Wein) エルトヴィラー・タウベンベルグ・リースリング (ハルプトロッケン・ディアベティカー・ヴァイン) ヨハニスベルグ地区 白 (リースリング) ('98 \2,500位) |
「シュタインベルガー」(石の山の意)は「シュロス・ヨハニスベルグ」と同じく、ラベルに村名を併記しない特定ブドウ畑(オルツタイルラーゲ・ワイン)です。その昔、1135年創設されたエーババッハ修道院のブドウ園として始まり、ここで度々オークションやワインセミナーが開かれていたことから「ドイツのクロ・ヴージョ」とも呼ばれたと言います。四方を石垣で囲まれた32haの畑。 もう一本、エルトヴィレ村のワイン。この「ディアベティカー・ヴァイン」とは糖尿病患者向けとされるワインで、全糖20g/l以下、そのうちブドウ糖は4g/l以下と定義されるもの。亜硫酸の添加も150mg/l以下と規制されています。 |
Japan-Shinsyu |
近年、各メーカーの努力により高品質のワインが生産されつつある日本のワイン。白ワインでは、甲州種、そしてシャルドネ種も高い評価を受けています。 |
「長野メルロー ブラン・ド・ノワール」有名な桔梗ヶ原のぶどうから造られるこのワインは、前からclass30お気に入りの一つ。なんとメルローから造られる白ワインです。メルロー種を絞り、果皮や梗を取り除いたブドウ液を発酵させた物で、既に色素部分は除かれてから発酵する為に、白ワインとなります。いわゆるシャンパーニュ地方で用いられる手法です。1996年限定生産。 「長野メルロー ブラン・ド・ノワール」を10万ヒット記念でプレゼントさせて頂きました。沢山の応募ありがとうございました。 |
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