1999年も残りあと僅か。この12月、1900年代最後ということもあり、数々のパーティーが開かれるのではないでしょうか?そして忘れてならないクリスマス。続いて2000年ミレニアム。今回はそんな時の少し贅沢な「お役立ちワイン」を紹介。ワインもオーソドックスに、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、そして小粋なアルザス。 |
大切な人をお迎えする時のプロローグはやはりシャンパン。こんな時こそ高品質なものを、と思ってらっしゃる方も多いでしょう。 |
ワインコンサルタント、ロンドン生まれのジェームス氏が選んだ98年のシャンパン・ベスト90に'83
Cuvee Prestigeが選ばれ、シャンパンメゾンとしての名声を不動のものにしたミッシェル・マイヤール。シャルドネ33%、ピノ・ノワール67%で、古典的な木樽発酵後、12年間カーヴの中で寝かせられたもの。 |
Taittinger Collection "Imai Toshimitsu" アルザス出身のピエール・テタンジェがシャンパーニュに魅せられ、造りはじめた「エレガントなシャンパン」の代表格、テタンジェ。 |
1920年代、パリのマキシムにてハウス・シャンパーニュとして愛飲されたというサロン。このシャンパンはこちらでも詳しく特集しています。 |
まだ、打ち解けていないお二人にとって、食事中の会話って緊張するでしょ。そんな時に役立つのが、ワインに纏わる色々なお話。 |
「コルトン・シャルルマーニュ」大のワイン好きで知られていたシャルルマーニュ大帝。でも自慢のお髭がいつも赤く濡れて馬の尻尾のようだと笑われるのが嫌で、白ワインしか飲まなくなったというのが、このワインの名前の由来だとか。 |
「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」この名前はブルゴーニュで最も歴史の古い名前、そしてグラン・クリュ。西暦630年にベーズ修道院がこの畑を手に入れ、以来この名前が続いているそうです。またクロ・ド・ベーズで造られたワインは、南隣にある「シャンベルタン」の名前も名乗ることが出来ます。 |
恋人達のクリスマス。想いを伝えるには、ハートのラベルのワインを。 |
この時期の定番となったとも言える、カロン・セギュール。12世紀以来の歴史あるシャトーは、メドックの格付けワインの中では最北端に位置します。 |
バールの町のやや南にあるアンドローに本拠を構えるドメーヌ。自然の堆肥だけを用いるバイオダイナミックスを実践。約10haの畑から、年間4500ケースのワインを産出しています。メンシュベルグはアンドローの村にあるアルザスの特級畑(グラン・クリュ)。 |
こんな大切な時に、気まずくなってしまった二人へ。なんとか食事に誘えたら、こんなワインがいいかも? |
ご存知のメドック格付け第1級ワイン。毎年、著名画家によりラベルが描かれる事でも特に有名。93年はバルティスによる絵画が描かれているはずなのですが。。。 |
1900年代も最後。そして最後の大切な集まり。でしたら、ワインの締めくくりも、きっちりと。 |
やはりボルドーの貴腐ワインがいいのではないでしょうか。蜂蜜の甘さと柑橘の酸、貴腐って、どうしてこんな味わいになるのでしょう。食事の後のデザートワインは「時を贅沢に過ごした」という気分にさせてくれます。 |
Bourgogne (En Hommage a l' An 2000) 2000年を迎えるミレニアム。色々な造り手のシャンパンやワインが送りだされています。年越しの夜、あなたは何を選びますか? |
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