今年のワールド・カップでも、サッカー王国としての実力を見せ付けたアルゼンチン。そして、女帝、エヴィータでも知られますよね。しかし、今の注目はワインです。 |
ワインの輸入量でも、カリフォルニアに並んだと言われるチリ・ワイン。安くて美味しい定番になってますよね。 海外輸出向けのワインの生産については、チリに遅れをとっていたアルゼンチン。しかしここにきて、ぐっと力を入れてきているようです。もともと、16世紀からワイン造りは行われていた、歴史のある国で、ワインの生産量としては、イタリア、フランス、スペインに次いで第4位。2000以上のワイナリーがあります。 |
当然、チリ、アルゼンチンといえば南アメリカ。上左の地図を見ていただければ分かるように、アンデス山脈を挟んでお隣さんです。 アルゼンチンのワイン生産量の約7割を産出するメンドーサは、チリのサンチャゴとほぼ同緯度。車で移動しても1時間強という位置です。 チリに比べると、年間の降雨量も少なく(遅摘み)、高地にあるため、昼夜に温度差が激しく(熟したぶどう)、アルプスの雪解け水で灌漑する(ミネラル分)という絶好の気候条件に恵まれています。 チリの味に少し満足出来なくなってきた方々、以下、紹介するワイン達を是非飲んでみて下さい。 |
Argentine-Mendoza |
「ルイジ・ボスカ」の醸造元のレオンシオ・アリス社は、1901年、レオンシオ・アリス氏によって設立され、メンドーサの最も優れた地域とされるルハン・デ・クージョ地区でワイン造りが行なわれています。 |
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いやー、驚きました。堀賢一さんの「ワインの自由」の中で、このシャルドネを「多くの優秀なテイスターが、このワインを高級ブルゴーニュと間違えていました」とありましたが、アルゼンチンの力をここに見た気がしました。 |
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