ボルドー、ブルゴーニュ以外のフランスワイン。美味しいワインが沢山ありました。 ルロワが造ると、ヌフ・デュ・パプもここまで気品が。また一つ美味しいラストー村のワイン、グール・ド・モータン。めったに手に入らないフォンテニールの88年。飾りのないジゴンダス、ドメーヌ・デュ・ケロン。今年のベスト・ヴァン・ド・ペイ、シャプティエの旨いシガラ。 白は、まるでムルソーのような香りを持つ樽熟のミュスカデ、セルジュ・バタール。サラッと綺麗な甘口、ジョー・ピトン。想いに感銘を受けるニコラ・ジョリーのワイン、クロ・ドゥ・ラ・ベルジュリー。この造り手の詳細が知りたい、ピエール・ガイヤール。理想のピノ・グリ、マルク・クレイデンヴァイス。 |
2000年に注目したいワイン |
@期待しているのは、ローヌとロワールの白、あとアルザスも含めて。シャルドネに飽きた時は、この辺りの白が一番です。ヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌ、シュナン・ブランに注目したい。 A赤は、コート・ロティ、エルミタージュ、コルナスを中心に、南仏のワインを。名だたる造り手の廉価なヴァン・ド・ペイも気になります。 B最後に南西地方のワイン。コスト・パフォーマンスの良いワインを探してみたいですね。カオール(赤)、マディラン(赤)、パシュランク・デュ・ヴィク・ビル(白)も。 |
素敵なひとときを彩ってくれた10本のシャンパン。 愛すべき尊大なシャンパーニュ、ラ・グランダム。甘さを伴う、誰が飲んでも美味しい泡、クリコのリッチ・リザーブ。中身も当然、その物語に惹かれるサロン。目から鱗の個性、アラン・ロベール。カリテ・プリで選ぶプレスティージュなら絶対、ミッシェル・マイヤール。すべてのバランスに富んだロマンティックなワイン、クリスタル。白ワインの熟成香を感じさせる手工業メゾン、ポール・バラ76年。コント・ド・シャンパーニュよりこちらをお薦めしたいテタンジェ・ブリュット・ミレジム。シャルドネを使わない「ブラン・ド・ノワール」なら、エグリ・ウーリエ。ノン・ミレジムにしてこの品質、ゴッセ・エクセレンス・ブリュット。 |
2000年に注目したいワイン |
@工業的で魅力がないと思っていたシャンパーニュも飲んでみると、様々な個性の差が感じとれます。特にヴィンテージ・シャンパンには、選りすぐりのブドウ、手間隙かけた工程が凝縮されているようです。 Aシャンパンは色々飲もうと思っても、そんなシチュエーションは年に何度かしかありませんよね。自分の定番を作るといいのではないでしょうか。 Bそして少し贅沢な気分の時には、和食にシャンパンを。お魚類でも結構マッチすると思います。自分のスタイルでワインを飲めると素敵ですね。 |