ためになるワイン本

月刊、季刊、別冊
最近話題のワイン



「Real Wine Guide」
 (寿スタジオ、1500円)

 2001年8月、「リアルな視点と本音で綴る、ワインガイド」愛好家の視点にたったワイン情報誌が創刊されました。創刊号では「99ボルドー、ブルゴーニュ / テイスティングレヴュー」「酒販店主人インタビュー」「連載企画・ワインの保存」など。ためになる情報誌、是非ご覧下さい。
 Vol.1の「個人ワインサイト主宰者インタビュー」ではclass30も登場しています。Vol.2では「テイスティング・レヴュー番外」にワインのコメントを掲載して頂きました。


「田崎真也のワインライフ」
(日本経済新聞社、1200円)

 世界一ソムリエ、田崎真也氏が監修する季刊誌(今のところ3ヶ月毎)。さすがに、料理との相性も含め、様々な角度からワインを捉える姿勢に好感が持てます。若手ソムリエがブラインドで選ぶ「毎月の特集」も面白い。


「dancyu 別冊 ワイン」
(プレジデント社、1100円)

 食に関する総合誌、「dancyu」のワイン特集。今まで何回か特集されてます。いつも、似たような内容ではあるのですが、今ハヤリのワインの情報が盛りだくさん。国別の基礎知識も載っているので「これからワインを」という方にもお薦めできる一冊です。


「BRUTUS」
(マガジンハウス、600円)

 ご存知、ブルータスのワイン特集。この本がワイン特集を始めて、一気にワインブームに火が付きました。1999年1月の特集も、さすがの内容でしたが、2000年春ではとうとう「ワインブーム終結宣言!?」。でも全く終わらせようとはしていない。煽るだけ煽る辺り、さすがとしか言えません!?


「わが家でワイン、100の楽しみ(家庭画報特選)」
(世界文化社、1700円)

 「家庭画報」が出した別冊。さすがにハイソな奥様向けの構成なのですが、記事自体は深いものがあります。ちゃんとR・パーカー、H・ジョンソン、J・ロビンソンなんかのインタビューが載っていたり、「お薦めのワイン」もバラエティーに富んでいます。



「ワイン・マガジン(月刊HOTEL別冊)」
(オータパブリケイションズ、1200円)

 98年7月に創刊された月刊HOTEL別冊。英国のワイン専門誌「WINE」と提携されています。とてもきれいな写真と、一流ジャーナリストのコラム、各号の特集でも造り手を中心にした紹介など、最近のお気に入り。「International Wine Challenge」(英国のワイン・コンペティション)の詳細も掲載されています。第3号では、表紙に稲垣吾郎ちゃんが登場。


「ワイナート (別冊デザインの現場)」
(美術出版社、1200円)

 素晴らしく綺麗な写真と、詳細な現地調査の上、毎号のテーマを届けてくれるワイナート。創刊号のカリフォルニア・スーパー・プレミアムに始まり、ブルゴーニュ、イタリア、チリ、ボルドーと、その内容もスケールアップ。そして田中氏を始めとするテイスターによるブラインド・テイスティング。ワイン好きの心をくすぐる雑誌です。
(写真は第8号:特集モダンバローロ)



「ワイン王国(別冊料理王国)」
(料理王国社、1300円)

 99年1月に創刊された料理王国の別冊。季刊のようで、現在3号まで発刊されています。毎号の特集や世界トップワイン図鑑、恒例ブラインド・テイスティングなど盛りだくさんの内容。幅広い記事は、初心者からマニアまで楽しめます。


ためになるワイン本 目次

カタログ本、入門書 手記、小説、漫画 リファレンス本、詳解書 評価、評論誌



class30 "The Wine"