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カリフォルニア(U.S.A.) 新着ワイン

■ California / Santa Cruz Mountans

5/5/2003



Ridge Cabernet Sauvignon Santa Cruz Mountans
リッジ・カベルネ・ソーヴィニオン・サンタ・クルーズ・マウンテン
サンタ・クルーズ 赤 (カベルネ・ソーヴィニヨン主体)
('97 \5,000位)

 リッジがサンタ・クルーズで造るカベルネは、モンテ・ベッロが有名ですが、このスタンダードなサンタ・クルーズも評判のよい1本。
 97という良いヴィンテージの影響もあるでしょうが、グラスに残る涙に紫がしっかり残るほどの粘性。薫香を含む赤から黒の果実は重層感がありクール。細やかなフィネスともいうべきタンニンが、大きな果実を取りまとめるようで旨味を増す。リッジはカベルネもジンファンデルも、ボリュームがありながらキチッと抑制が効いた美味しさがあると思う。ポール・ドレイパーってかっこいい。【D:2002 P:89】
(リッジ・ヴィンヤーズ : Ridge Vineyards)

■ Oregon / Willamette Valley

5/5/2003



Beaux Freres Pinot Noir
ボー・フレール・ピノ・ノワール
オレゴン 赤 (ピノ・ノワール)
('96 \12,000位)('99 \12,000位)

 ロバート・パーカー氏の義理の弟である、マイケル・エッツエル氏が所有しているボー・フレール。ウィラメット・ヴァレーに34haの土地を購入し、パーカーが3分の1の権利を所有。パーカーは自ら出資しているため、ワインアドヴォケイトにはコメントや点数が掲載されていません。ちなみに「ボー・フレール」とは日本語に訳すと「義兄弟」という意味。
 1996:初めてこのワインを飲んだ時は、感激しました。エッジはほんのり熟成が見える深いルビー。少し煮詰めた果実の風味があり、柔らかなバニラ、スパイス、ハーブがしっとりとした感触でまとまっている。シルキーな舌さわりと充実したミッドパレット、熟した甘味がありながらも派手すぎないブルゴーニュ寄りのスタイル。好みの一本。【D:2001 P:92】
 1999:野イチゴ、茎、フルーツコンフィ、カスタードクリームといった深みのあるピノ香。ただし96のイメージには遠く、どこかぎこちない。味わいには収斂性が強く感じ、酸、タンニンとも暴れ気味。熟成で良い方向へ向えばいいけど?【D:2002 P:88】
ボー・フレール・ヴィンヤード : Beaux Freres Vineyard


■ California / Sonoma

1/4/2003



Martinelli Chardonnay Gold Ridge Russian River Valley
マーティネリ・シャルドネ・ゴールド・リッジ・ロシアン・リヴァー・ヴァレー
ロシアン・リヴァー・ヴァレー 白 (シャルドネ)
('00 -)

 ロシアン・リヴァー・ヴァレーに最上のブドウ畑を持ち、他のワイナリーにブドウを供給していたマーティネリ一家。所有畑最上のパーセルのブドウから自家醸造を始め、1993年ヘレン・ターリーのコンサルタントを仰ぐようになってからは、この地でも最上の評価を受けるように。特に人気の高いのがジンファンデル、そしてシャルドネ、ピノ・ノワール、ゲヴュルツトラミネールを生産。
 明るめのレモン色。柑橘オイル、ナッツ、砂糖がけグレープフルーツにリンゴの蜜といった芳醇かつ上品な香り。口に含むと何層にも重なるエキス分があるものの重くはなく、すべすべしたボディは透明感のある酸によって抑制の効いた静かな強さ。キスラーがさらに洗練されたようなイメージさえある。日本ではほとんど手に入らないかもしれないけど、現地では$30〜$40台のリリース価格。個人的にツボにはまった一本、素晴らしい。
(マーティネリ : Martinelli)


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