■ Bourgogne / Beaune | 6/1/2003 |
ボーヌのプルミエ・クリュ、ヴィーニュ・フランシュの一部である「クロ・デ・ズルシュル」(2.2ha)は、17世紀から知られる銘醸畑。ジャド家がまだ一介のブドウ栽培農家にすぎなかった1826年(同社の創業は1859年)に買い取って以来、ルイ・ジャドのモノポール(単独所有畑)となっています。 ただ今、このワインを50万ヒット記念プレゼント中です。 (ドメーヌ・デ・エリティエ・ルイ・ジャド : Domaine des Heritiers Louis Jadot) |
■ Bourgogne / Savigny-Les-Beaune | 5/5/2003 |
![]() ![]() ![]() Savigny-Les-Beaune Les Peuillets サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・プイエ サヴィニー・レ・ボーヌ 赤 (PN,Pb,PL) ('99 \3,600位) ![]() ![]() Savigny-Les-Beaune Les Narbantons サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・ナルバントン サヴィニー・レ・ボーヌ 赤 (PN,Pb,PL) ('99 \3,600位) ![]() ![]() Savigny-Les-Beaune Les Cloux サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・クルー サヴィニー・レ・ボーヌ 赤 (PN,Pb,PL) ('99 \3,600位) ![]() ![]() Savigny-Les-Beaune Les Haut Jarrons サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・オー・ジャロン サヴィニー・レ・ボーヌ 白 (ピノ・ブラン) ('99 \3,500位) |
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サヴィニー・レ・ボーヌのテロワールが味わえるモーリス・エカール。自社畑のプルミエ・クリュは樹齢の古いブドウ樹(30〜50年)が多く、またひとつの畑が2〜3haとこのアペラシオンにしては広いため収穫量を抑えても一定量の良質なワインを造ることが出来るという。徐梗をせず、発酵段階で35度まで温度を上げしっかりと色素を抽出、充分なルモンタージュ(発酵槽の中での果帽の攪拌)を行う。通常新樽は25%、14〜18ヶ月の樽熟後に瓶詰め。赤のプルミエ・クリュが5ッ(レ・ナルバントン、レ・ジャロン
、ル・セルパンティエール 、レ・プイエ 、レ・クルー)、そしてオー・ジャロンの畑からはピノ・ブラン100%の白ワインを生む。 レ・プイエ99 : プイエの畑はボーヌ側にあり、マルコネの下、ナルバントンと隣り合う東向きの斜面。樹齢は35年以上。中程度のルビーレッド。抜栓直後のしとやかなチェリー系アロマから、見事に焦点のあったワインに変化する。ルロワのナルバントンを彷彿とさせるシルキーなテクスチャー、そこはかとない深みとピノの色気が詰まっている。 多くの評論家が「作為を感じない」という意味がよく分かる。流行に迎合することのない実直なワイン。絶対にワイン会などには持っていかないこと。自分だけのために一本、ゆっくり味わいたい。【D:2002 P:91】 [Real Wine Guide Vol.2 テイスティング・レヴュー番外編掲載] レ・ナルバントン99:プイエの斜面横に接するナルバントンも、当然のことながらプイエと同等の美味しさ。輸入代理店の違いか、試飲時期が半年違うからか、やや熟成したブランデーのような香りを漂わしながらも、十分に深みのあるピノ・ノワールの魅力を呈している。抜栓後3〜4時間がベストの状態。【D:2003 P:91】 レ・クルー99 : プイエとナルバントンの畑が村の南側(ボーヌ側)にあるのに対し、クルーは村の北側(ペルナン側)の斜面で、セルパンティエールのつづきとなる畑で土壌は粘度が多いと言われる。プイエよりも深みのある色あい。濃密な果実の真中に、太目の酸がずっしりと感じる。プイエが精妙なバランス感のあるワインだとしたら、こちらは重量感がよさとなっている。やはり同じサヴィニーでも違うもんだなぁと思う。【D:2002 P:90】 レ・オー・ジャロン99 : サヴィニー・レ・ボーヌの約9割は赤ワインで白自体珍しい。エカールが造る唯一の白ワインは、レ・ジャロンの斜面の上部に位置するレ・オー・ジャロンの畑から。ピノ・ブラン100%ですが、その正体はあの「アンリ・グージュ・ピノ・ノワール」。 明るめの黄色。やや還元的なアロマからレモンピール、白い花のアロマ。口当たりには丸さもあるけれど、アルザスのワインに似た素性の良いミネラルを中心とした果実感。余韻は大人っぽさのある苦味が細く終わる。【D:2002 P:88】 (モーリス・エカール : Maurice Ecard et Fils) |
■ Bourgogne / Chambolle-Musigny | 5/5/2003 |
シャンボール・ミュジニー村で最も尊重される旧家、コント・ジュルジュ・ド・ヴォギュエ。すべての畑はシャンボール・ミュジニー村にあり、ボンヌ・マール、ミュジニーといったグラン・クリュの多くを所有。ミュジニーには、7.2haもの自社畑を持ち、その中のわずか0.4haにはシャルドネが植えられ、ミュジニーの白ワインを産出しています。コート・ド・ニュイで唯一のグラン・クリュ格付けの白ワインであり、ワインファンにとっては幻の逸品。 |
■ Bourgogne | 1/4/2003 |
![]() ![]() Morey-Saint-Denis モレ・サン・ドニ モレ・サン・ドニ 赤 (PN,Pb,PL) ('00 \4,000位) ![]() ![]() Chambolle-Musigny シャンボール・ミュジニィ シャンボール・ミュジニィ 赤 (PN,Pb,PL) ('00 \4,400位) | |
ブルゴーニュにおける新世代ドメーヌの旗手、デュジャック。噂には聞いていたデュジャックのネゴシアン物がようやく日本にも入って来ました。このモレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、そしてジュヴレイ・シャンベルタンは98年から計画を練って、厳選された3軒の栽培農家と契約。2000年が初ヴィンテージ。ネゴシアンといえども、実際に栽培まで関わってコンサルティングし、ドメ−ヌとさほど変わらない方法がとられているという事。 紅鮮色の明るいルビー色、レッドベリー、茎、フルーツコンフィの広がりのある香り。双方とも2000ヴィンテージという事もあるでしょうが、しっとりとしたタッチの柔らかなフルーツ味。酸もしっかりエレガントで、ドメーヌ物の気難しさがなくなったデュジャック。 通常、ブルゴーニュの社名は「ペール・エ・フィス(父と息子)」にするが、「フィス・エ・ペール」としているのは、最初の3年間は父が主体だが、その後は息子のジェレミーが中心になって運営することになっているためだという。 (デュジャック・フィス・エ・ペール : Dujac Fils & Pere) |
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