■ Bordeaux / St-Emilion | 12/12/2002 |
サンテミリオンにはフィジャックという名のついたワインが多いけれど、ここも1879年に分割されるまでは、広大なフィジャックの領地の一部だった。現在のフィジャックとシュバル・ブランに接し、西側はポムロールのアペラシオンになる。1994年にレテンマイエール家に買収され、エチケットのデザインも変更されている。今後が期待されているシャトー。 |
■ Bordeaux / Grave | 12/12/2002 |
Ch. Haut-Bailly グラーブ格付け銘柄に指定されるオー・バイイは、1955年以来サンドル家が所有。1970年代のスランプから脱し、1980年代から評価を高めている。55%新樽にて12〜14ヶ月の熟成、ボルドーとしては珍しく瓶詰め前に清澄も濾過もされない。 |
■ Bordeaux / Pauillac | 12/9/2002 |
ご存知シャトー・ラトゥール。1993をマグナムで。。。しかし開けるのが早すぎると思うほど、まだまだ黒みの強い色合い。小粒のカラントを中心に、シダー、ミネラルと言った清涼感のあるアロマ。ふくよかでもないが難しさもない、じっと先を見つめるような正しい姿勢。ラトゥールとしては大きさを感じない部分は残念だけれど、朝露のような静寂感は、これから姿を変えそうな気がする。あと5年は待ってみたい。 |
■ Bordeaux / Pauillac | 11/17/2002 |
ご存知、ボルドー格付け筆頭のラフィット。ヨーロッパでは彗星が接近した年には良いワインができると言われ、この年のラフィットはボトルの肩にハレー彗星のレリーフが施されています。その希少性からコレクションの対象にもなっている1985ですが、R.パーカーは87ポイントとやや厳しい評価。さて、どうなのか? |
■ Bordeaux / Pomerol | 11/17/2002 |
あのル・パンを生んだティエンポン家の所有で、畑はペトリュスの南。ペトリュスが台頭するまでは、ポムロールのトップであり、現在でもトロタノワと並んでポムロール最上級の評価を受ける名シャトー。 |
■ Bordeaux / St-Emilion | 11/13/2002 |
サン・テミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセに格付けされるこのシャトーは、ボルドーの著名なネゴシアン、ボーヌ・マヌー社の所有。86年以降は、新樽90%、厳しい選別などの努力により、その品質も改善されてきました。 |
■ Bordeaux / Pomerol | 11/9/2002 |
1982を飲んで「もう飲まねーぞ!」と思った印象の悪いシャトー・ネナン(笑)。確かに以前の評価はさんざんたるもので、だからこそ気になる存在。 |
■ Bordeaux / Pauillac | 10/26/2002 |
ご存知、シャトー・ラトゥールのセカンド。1975という古酒は珍しいですね。エッジに少しレンガ色が見える程度でまだ若さのあるガーネット。古典的な小粒の赤から黒の果実、丁子や甘酸っぱい杏。このヴィンテージにして、枯れかけた程度の良好な状態。タンニンも溶けはじめ、しなやかな印象だけれども、ボディ自体はやや細身。セカンドでここまで保つのもすごいが、ラトゥールと聞くと抜栓前の期待が高くなりすぎのが困ります(笑)。 |
■ Bordeaux / Bordeaux Superieur | 10/12/2002 |
ボルドー・シューペリュールというアペラシオンは、地区的にはACボルドーと一緒ですが、アルコール度数、ヘクタール当たりの収量等、規制が厳しくなっているもの。このドミ・クールのブドウ畑はジロンドの最も高い丘に位置しているという。 |
■ Bordeaux / St-Estephe | 10/1/2002 |
ブルジョワ級のワインですが、1952年以来、デュボスク家の運営の下、サンテステフでも5指に入るワインを生み続けるオー・マルビュゼ。ジロンド河を見下ろす砂利質土壌の50haの畑から年産約24,000ケース。熟成は新樽のみで18ヶ月、清澄処理は行われるが濾過は一切行わない。パーカーは格付け第三級同等の評価。 |
■ Bordeaux / St-Emilion | 9/25/2002 |
シャトー・ヴァランドローのオーナー、テュヌヴァン氏の新しいサンテミリオン、初リリースは1998年。1996年にクリュクラッセの“Cure
Bon La Madeleine”を購入したかったが前オーナーはテュヌヴァンへの販売を拒み、シャネルグループへ売却。その代わりにパヴィとラルシス・デュカスの間に位置する6.5haのクロ・バドンを取得した。エチケットに描かれているのは、テュヌヴァン氏が友人から贈られて、自宅で飼っている中国産の鶏で、ずっと可愛がっているものだとか。平均樹齢30年のメルロー、カベルネ・フランが半々。新樽100%で16〜18ヶ月の熟成。年産約11000本、当然コンサルタントはミッシェル・ロラン。 |
■ Bordeaux / Pauillac | 9/15/2002 |
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![]() Ch. Lynch Bages シャトー・ランシュ・バージュ Ch. Haut-Bages Averous シャトー・オー・バージュ・アヴルー Blanc de Lynch Bages ブラン・ドゥ・ランシュ・バージュ Ch. Les Ormes de Pez シャトー・レ・ゾルム・ドゥ・ペズ |
「葡萄酒の匠」のコーナーへランシュ・バージュとカーズ・ファミリーの詳細及びワインリストを掲載しました。 |
メドック格付け第一級、マルゴーとムートンが造る白ワイン。「メドック」のアペラシオンを使用できるのは赤ワインのみのため、メドック地区で産出されてもACは「ボルドー」になります。 |
■ Bordeaux / AC Bordeaux (Medoc) | 9/10/2002 |
シャトー・マルゴーで造られる、豪華で最も洗練された白。最優秀ボルドー辛口白ワインにも毎年選ばれる。歴史も古く、ピカソも愛飲したと言われるワインは、ソーヴィニヨン・ブランだけが植えられた12haの畑から。 マルゴーだから☆という訳ではなく、本当に感心した二つのヴィンテージ。ソーヴィニヨン・ブラン100%ということを考えても、状態さえ良ければ15年前のワインがここまでの姿になる熟成力。ブドウの熟度と骨格、気品が備わる97。素直に美味しいと思った2本。 |
ご存知シャトー・ムートン・ロートシルトが造る白ワイン。バロン・フィリップがムートンの畑で優れた白ワインをつくるという長年抱いてきた夢を実現、エール・ダルジャン(銀の翼)の名前で1991年に初リリースされました。マセラシオン・ペリキュレール(スキン・コンタクト)の後、樽発酵、澱と共に樽熟成。 |
近年、様々な動きが見られるボルドー右岸地区。その中でもあまり話題に上らないアペラシオンだけど、ちょっと注目のシャトーを。 |
■ Bordeaux / Saint-Georges Saint-Emilion | 9/1/2002 |
ヴァランドローのオーナー、ジャン・リュック・テュヌバン氏が昨年リリースした新しい銘柄。サンテミリオン衛星地区で、サンテミリオンのほぼ真北にあるサンジョルジュ・サンテミリオンACの畑6haから。平均樹齢40年のメルロー100%、セガン・モローの新樽100%、18ヶ月〜20ヶ月間の熟成、年産16000本。畑の管理から醸造まで、全ての行程をテュヌバン氏が行っているという事。この1998がファーストヴィンテ−ジ。 |
■ Bordeaux / Cotes de Castillon | 9/1/2002 |
サンテミリオンの南東に広がるACコート・ド・カスティヨン(以前話題になったプピーユなんかもこの地区産)。このワインは、モンブスケやパヴィを手掛けるジェラール・ペルス氏とキノー・ランクロのアラン・レノー博士がカスティヨンにて共同で造るもの。新樽100%で熟成され、1999年がファースト・ヴィンテージ。この価格でパーカー氏が90点を与えるお買い得ワイン、コート・ド・カスティヨンのスター候補。 |
■ Bordeaux / Sainte-Foy Bordeaux | 9/1/2002 |
サント・フォワ・ボルドーと聞いてもピンとこない人が殆どだと思います。ACとしてはあまり聞かない地区ですが、アントル・ドゥー・メールの東に広がるワイン産地で、赤と白が生産されます。 |
■ Bordeaux / Grave |
ル・シラージュ・ド・マラルティックは、赤、白ともにグラーブのクリュ・クラッセであるシャトー・マラルティック・ラグラヴィエールのセカンドワイン。土壌の良いレオニャンの高台にある21haの畑。1980年代にはエミール・ペイノーをコンサルタントに迎え、品質が向上。さらに1990年〜1997年はシャンパーニュのローラン・ペリエの所有に。現在では、アレクサンドル・ボニーの手に渡り、赤ワインはあのミッシェル・ロランが、白はドゥニ・デュブルニューが手掛け、これからが期待されるシャトー。 丸の内のフレンチレストランでお薦めされたもの。ソムリエ氏曰く「白ですが、非常に固いワインなのでデキャンタをしましょう」という事で、リーデルのウルトラ・デキャンタ(写真右)に移して下さった。色は濃い麦藁色をしており、ほんのりとメロン、ハーブやグレープフルーツの清潔感あるアロマが食欲をそそる。非常に強いミネラル感は、デキャンタの意味を知らせるようです。 |
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