boom...20才位の時、にわかにワインブームがやって来ました。ワインブームというよりボージョレブームといったほうがいいかもしれません。11月の第3木曜日の解禁に合わせてみんなが興奮していましたね。 anniversary...最初はワインがどうのではなくて、何かの記念日にはちょっと気取ってワインかなって感じでした。当時メジャーだったマドンナ。一時期、石田あゆみさんなんかもコマーシャルに登場していました。やっぱり、ドイツワインって飲みやすいし入門用には最適だと思います。それから、シュワルツ・カッツ、ブルー・ナン、ピースポーター、リープフラウミルヒなど、ドイツのポピュラーな白を飲んでいきました。貴腐ワインも飲んだのですが、残念ながらそのころは、銘柄をひかえていなかったので、あまり紹介することができません。 |
europe...ワインにはまる決定的なきっかけとなったのが、23才の時にいったヨーロッパ旅行。実は私、食関係の仕事をしています。ということで、この旅行、スペイン、イタリア、スイス、フランスを周る15日間の大グルメ旅行でした。特にフランスへ入ってからは、もう食べっぱなし。ランチは2ツ星で3時間かけて食事、ディナーは3ツ星で5時間という日も。私の友人は12kg太って日本に帰国しました。 encounter...そんな時に出会った白がピュリニィ・モンラッシェ、そして赤がジュブレイ・シャンベルタン。ワイン初心者だった私でも、十分に惹きつけてくれました。この2本がなかったら今、ワインもただのお酒の一種だったかもしれません。その後は、フランスワインを中心に飲むようになります。 |
tasting...テイスティングって難しいですよね。一口飲んで、その場でおかしいと思っても、なかなか言えないですよね。ワインは生き物だから味が変化するのは当たり前だし。ただの慣例ならしないほうがいいと思うし。ある時、幕張のニューOホテルのレストランでエルミタージュを注文した時のこと。テイスティングで”あれ”って思ったのです。でも意外と小心者の私は”はい”ってうなづきました。料理と一緒に頂くうちに、もう飲みたくなくなる位。完全に酸化してて、ほこりと一緒に飲んでるみたい。そこで、ソムリエの方に”飲みやすい白を一本持って来て下さい”っていいました。”お口に合いませんでしたか”というソムリエさん。”多分、味、変わってますよ”というと早速ボトルをさげていきました。その後に飲んだプイイ・フュイッセもただにしてくれました。レストランを出る時にソムリエさん、”隣のプリンスホテルの方ですか”って聞いてきました。開業して間がなかったので気を使ってたんですね。 |
opportunity...そんなにワインに精通している訳でもない私がこんなページを開こうと思ったのには理由があります。2本のワインがきっかけでした。 1本は、ボルドーのシャトー・ランシュ・バージュ。はっきり言って素晴らしいワインでした。香りも華やかで、ボルドーらしいしっかりした味。格付け5級と言えども、2級の評価をされているというのがよくわかります。 もう1本が、イタリアはトスカナのスーパーVdTの先駆け、サッシカイア。今までのイタリアワインのイメージを刷新してくれたワインです。イタリアは土着のぶどう品種も多いし、あまり良いものを飲んでなかったからか、美味しいワインに当たらなかったのが実状でした。このサッシカイアは、イタリアにもこんなワインがあるんだという事を教えてくれました。 これらの2本を飲んで、ワインの奥深さを改めて実感したのです。そして、今まで結構ワインを飲んで来てるけどメモを取らない私は何を飲んだのか、頭の中だけでは整理がつかなくなってきました。ということで、このWebページは、ほとんどMY PERSONAL WINE LISTです。 でも、このページを見た皆さんの少しでも役に立てばと思っております。 |
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