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Chile-Aconcagua |
Aconcagua Valley |
1870年にサンチャゴ郊外のパンケウケに創設された由緒あるワイナリー。敷地内にある創業者の名をとったドン・マキシミアーノ畑があり、この区画から産出される同社の最高峰がこのワイン。エラスリスは創業当時からカベルネ・ソーヴィニヨン100%のレゼルヴァを造っていましたが、1989年よりベスト・セレクションのキュヴェをリリース。これが1993年より「ファウンダーズ・リザーヴ」の名でリリースされるようになりました。 |
上記のエラスリス、ロバート・モンダヴィ、カリテラの合作によるスーパープレミアム。エラスリスの自己所有畑「ドン・マキシミアーノ」のブドウから造られる。実際に醸造を担当するのはエラスリスのワイン・メーカー、エドワード・フラハーティー氏。ティム・モンダヴィ氏が最終的なブレンドをするのだと言う。フレンチ・オークの新樽比率は96年で40%、97年が50%。セパージュは96年がカベルネ90%、97年は95%となっています。 |
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Chile-Central Valley |
Maipo Valley |
2000haという広大なブドウ畑を所有するコンチャ・イ・トロ。1883年、創始者のドン・メルチョー氏がボルドーからぶどうの苗を持ち帰り、ブドウ畑を開墾したと言われます。フランス人醸造家のラブシェールを起用し、創始者の名を冠したドン・メルチョーは、間違いなくチリのトップ。 |
チリ最大のワイナリーでもあるコンチャ・イ・トロが出してきたブランニューは、最上区画を指定した新コンセプトワイン。フレンチオークで10ヶ月熟成、ノン・フィルター。テルーニョとは、テロワールの意味。「ワイン王国」最新号(No.12)のベストバイワインにも選ばれ「From
these we have chosen to share the best of the best : our "Terrunyo"」というラベル表記にもワイナリーの自信と期待が伺えます。 |
1998年9月に発表されたこのワインは、バロン・フィリップ・ロートシルトとチリのコンチャ・イ・トロの合作。名前の由来は、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」の登場人物、好色アルマヴィヴァ伯爵。ラベルは宇宙と大地のイメージをシンボル化したもので、チリの先祖伝来の歴史に対する敬意を表し、ラテン民族・マブチェ族により慣習的に使われてきたクルツゥーランの太鼓がデザインされています。 |
Vina Quebrada de Macul Domus Aurea 1998年11月に初ヴィンテージである1996年のドムス・アウレアをリリースしたばかりの新しいワイナリー。もともとコンチャ・イ・トロ、サンタ・リタ、エラスリスのために高級ワイン用ブドウを造っていた。コウシニョ・マクールの上部にある19haの畑からチリの高名な醸造家イグナシオ・レカバレン氏のプロデュース。ドムス・アウレアとは「黄金の家」の意味。特徴的なラベルは、チリの有名画家ベンジャミン・ヒーラの作品。 |
Rapel Valley |
チリのディスカヴァー・ワイン社の銘柄がモンテス・アルファ。1988年に「チリ産プレミアム・クオリティ・ワインを造る」という志を持つ4人の出資者によって設立。クリコ・ヴァレーに約100haの畑を所有し、現在では社名もディスカヴァー・ワインからモンテスに変更。ここのフラッグシップが
"M" で、コルチャグアのアパルタの丘で生まれる。46haの畑のブドウは、樹齢がまだ10年ちょっとという事ですが、その評価は非常に高い。Mとは、Majestic
経験、Maximum 努力、モンテス氏のMagic、Magnificentな土壌、そして共同経営者である。Mr.MurrayとMr.Montesのイニシャルでもある。 |
「シンデレラワイン請負人」「ミスター・メルロー」ミッシェル・ロランがコンサルタントするスーパープレミアムで、この1997年が初ヴィンテージ。コルチャグア地区の山のふもとアパルタにあり、上記のモンテス・アルファMの畑も近い。樹齢50〜60年のメルロー&カルメネール95%(チリの畑では、メルローとカルメネーレは混植で、新しい畑の場合は分けて植えるが、ここのように古い歴史を持つ畑の場合は2/3がメルローで1/3がカルメネーレの割合で同じ畑に一緒に栽培されている)とカベルネ・ソーヴィニオン5%を使う。35日の醸し醗酵後、フランス産の新樽100%にて16ヵ月間熟成。総生産量は2000ケース、日本への割り当てはたったの600本。 |
Casa Lapostolle Cuvee Alexandre Cabernet Sauvignon このワインもミッシェル・ロランが手掛け、かつてチリワインがブームだった頃、その評価と共に、最高の人気を誇っていたキュヴェ・アレクサンドレ。99年3月に購入したものを開けてみました。 |
チリのセントラル地区、コルチャグア・ヴァレーに位置し、自社畑を約200ha持つワイナリー。チリの有名な醸造家フェリペ・ド・ソルミニャック氏を主任エノロジストに、シャトー・ラフィットのディレクター、ジルベール・ロヴァム氏をコンサルタントに迎えています。厳選されたぶどうのみを使用し、生産、瓶詰め、出荷までを独自に行なうという、厳しくコントロールされたワイナリー。ドンナ・ベルナルダは、樹齢60年の古樹、4月に収穫され27〜28℃で発酵、フレンチ・オーク樽で12ヶ月熟成、壜熟12ヶ月後に出荷。 |
Curico Valley |
特徴的な猫のマーク「ガトー・ネグロ」で知られるサン・ペドロ。1865年創立、チリのワイナリーで2番目の輸出高、1000haという自社畑を持つ名門ワイナリー。そのワイナリーにおける最高級ワインがこのカボ・デ・オルノスで、チリを代表するワインの一つ。カボ・デ・オルノスとは南米大陸最南端の「ホーン岬」の意。クリコ・ヴァレーの中でも名高いロントゥエ地区に位置し、自社畑の最もぶどうの樹齢の高いカベルネ・ソーヴィニオン100%。フレンチオークの樽で3ヶ月に1回の澱引きをしながら18ヶ月熟成、生の卵白による清澄の後、濾過なしでボトリング。 |
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Iscay アルゼンチンのトップワイナリー、トラピチェがプレミアムワインとしてリリースしてきたイスカイ。イスカイとはインカの言葉で「2人」「2つ」の意味があり、ミスター・メルロのミシェル・ロランとミスター・マルベックのアンヘル・メンドーサの合作を象徴しています。樹齢50年の古樹、5000kg/haという収量、フレンチオークの新樽、醗酵には野生酵母を使用、というこだわり。「ジャパン・インターナショナル・ワインチャレンジ1999」ではベスト・アリゼンチンを獲得しています。 |
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