絣が出来るまで  A 染め

藍染め前 括り済み、染色準備済み
綿糸の持っている油脂を取り除いてから、染色します。 あらかじめ 染めむらの起こ らないように様に糸をさばいて(解放)機械にかけます。
あい染め液に浸かった所・藍染め
染めムラの起こらない様に糸をさばきながら数十秒つけ込みます。画像はその一瞬をとらえた物。   そして おおむね30分の空気酸化を経て6回程度染め重ねていきます。インジゴは空気酸化で 発色するので 前行程からエアリング迄注意しないと染めむらや脱色の原因に成ります。
 
藍染め絞り中 ここでよく絞らないと染めむらが起こります。 絞り機のさお肩に絞りむらが出来るのでリング状(かせ状) の被染物を少しずらしてもう一度絞り 1回目の染めが終わります。 アイ染めは空気酸化によって大きく影響する為、均一なテンションのもとで 糸が切れる直前 まで絞ることでむらのない発色が得られます。 また、括った隙間にも 空気が行き渡るように染める毎に糸をたたきます。

藍染め絞り工程 染め液から引きあげて 数秒〜15秒で淡い緑色が藍色 に変わっていきます。 5回〜7回これを繰り返して  目的の色を出します。(絹糸は 糸の構造上20〜30回染めるようです。)






のりつけ工程   ほどき糊、乾燥、、張り干糊、糸さばき、引っ張り  綿糸は、小麦糊等を効 かさないと、性格上「ばらけて」仕事になりません。
糊つけは都合3回。 染色直後の1番糊から3番糊=引っ張り糊です。 

1番糊は、15本で20kgの糸に、2kgの小麦を煮沸して創った糊で40℃の浴を作り、 漬け込んだ後に、脱水機でゆるく絞って棹に掛けて干します。 小麦の煮沸加減、浴の温度や 糊の濃いさ、絞り加減、天候(殊に風の具合)など、微妙なさじ加減を要求されます。
2番糊では、括り寸法の都合上、別々で仕立てたロープを、引き合わせて 糊つけをします。 括って解いた白く染め残った所は、糊が効いていないので ワタケナイ程度の薄糊をします。 ここ2番糊では、さお干しです。
3番糊、これは柄設計の長短、あるいは糸本数の大小の影響で、機へあがっ てからのタテ糸のダリ張りを調整する為に、「糊つけ張り干」をして、織機上で同じテンション、 同じ繰り出しで全ての糸が目的通りに成るようにします。 また、染色前に取り除いた 植物油脂を、糊に混ぜて効かし、きしむ糸を滑らかにします。 この油脂は、糊成分と 喧嘩をするので、1番糊2番糊の糊の効き具合に合わせて、3番糊の処方が変わってきます。
 張り干し  張り干し、、ぬのまき(ビーム巻)




ぬのまき  柄調整、あぜ糸のくり、






しまくばり  ぬのまき、、しま配り(柄糸の再設定)





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