瀬尾博人 候補 各種審議会は市民 参加型の委員構成 ―略歴― 背尾博人(せお ひろと) ▽出身地=昭和十一年芦田町に生まれる▽学歴=有麿小学校、芦田中学校、県立府中高校▽市議会活動=中国バス在職中の昭和五十四年初当選以来六期連続当選、この間、議会運営委員会委員長、副議長などの要職を歴任、現在、合併調査特別委員会委員長▽その他(主な現職)=福山地方卸売市場流通対策協議会会長、福山市都市計画審議会委員、福山市久松台学区体育会会長、福山市立芦田中学校同窓会会長▽モットー=自らの為に計らず ――備後の中核福山市と周辺市町の合併について。 備後の市民の日常の生活、企業の経済活動は市町の行政区域を越えて一体化し ており、行政も消防やごみ等の環境関係では一部事務組合を作っており、広域 化行政に向っていることは間違い有りません。私は昨年三月に設置された合併 問題特別委員会の委員長ですが、現時点は、一昨年十二月の佐藤神辺町長の就 任により同町のトーンが多少ダウンしているのではないかと思っております。 福山も四月の市議選により、五月から新しい議会構成となり、本格的な話し合 いが始まります。 私自身の合併に対する考えは、絶対反対ではなく、近隣市町との一体的な発展 と言う点からの福山市の役割は大きいと考えます。関係市町の住民が、広域行 政と言う大きなうねりの中で、どのように考えるのかを我々議員は判断して対 処したいと考えています。 合併の後遺症を一つお話します。芦田町、駅家町は合併して二十五年になりま すが、警察、安定所、労働基準局、税務署は全て府中の管轄で、税務署の所得 番付は府中に入ります。 ――公教育正常化の方策は。 学力かバランスの取れた子どもか、学校、家庭、地域の分担等色々議論も有り ますが、確かな学力の保証は学校に課せられた義務です。教育の現状を把握し、 子どもの意見も聞きながら教育の在り方を議論する場を作り、一定の方向を出 す必要が有ります。 ――商店街活性化の方策は。 衰退の原因は、駐車場完備の大型店郊外立地、商店主の職住分離、持ち家志向 からサラリーマンの郊外住宅建設が進んでいます。対策は中心街に人が住み、 人が集まる仕掛けをすることです。中心街に市営住宅、公共施設を作る、中心 街で空いている場所を市が買い上げそれを集約して再開発すると言った本格的 な市街地再開発が行われることです。早急に行われるべきは市民会館の跡地に_ 市民の館_構想を実現することです。 ――その他二十一世紀福山の青写真。 二十一世紀の行政は、力の有るもの、一部のものがどうすると言うのではなく、 情報は全て公開される中で、政策立案段階から、市民が参加し意見を述べ、責 任も市民が取ると言った市民の視点に立った新しい行政システムになると考え ます。各種審議会は原則公募型の委員構成を取るべきです。 交通問題ですが、備後の公共交通は鉄道以外全部バスに頼っており、市内路線 は採算を割っており、ダイヤが削減されている状況です。市民の足を確保する と言うことから、長期総合計画の中で抜本的な対策を立てる必要が有ります。 ――有難うございました。     (聞き手・宮長)