村田民雄 候補 急がれる情報通信のインフラ整備 村田民雄(むらたたみお) ▽出身地=一九四八年生まれ▽学歴=福山市立東中学校、福山誠之館高校、愛媛大学大学院▽職歴=福山 市役所勤務の後、アジア・アフリカの人々の自立を支援する会社を設立、三十年間にわたり市民運動やボ ランティア活動にたずさわり、環境保護、国際交流、平和運動を推進。▽市議会活動=一九九五年初当選、 現在、民生福祉委員会委員、競馬事業特別委員会委員▽その他経歴=福山わかつちの会元会長、現在、市 民運動交流センター事務局長、ネットワーク芦田川会長、ワールドシップ―外国人と共に生きるネットワ ーク事務局長、FFO(国際結婚したフィリピン女性で構成)アドバイザー、日独市民情報室代表、ハイ チ文化交流の会相談役 ――備後の中核福山市と周辺市町の合併について。 合併により面積、人口等都市規模、市域を広げることの可否をよく検討すべきです。街作りは、基本的に 大きい程よいと言う点には、無理があります。三十八万が五十万になったら、どう変わるのか。合併によ り住民が便利になり、街も活性化しなければなりません。松永地区は、対等合併とは言え住民に今なお不 満が多い。各町が、単独で事業を行うのがだんだん難しくなっているのは良く分かりますが、広域行政組 合、広域連合で対処している行政事務もあり、これらが本当に一時しのぎかどうか検討すべきです。 色々な角度から論議を行うべきです。 ――公教育正常化の方策は。 ここ二、三十年の教育は、平準化を求めてきました。意欲のある子、もっと勉強したい子は駄目になるか、 他所に逃げることとなる。 今の産業が求める人材から考えても、子どもの持つ特性をのばし、地域や外国の人との触れ合いなど体験 学習を通じ、色々な角度からものを見ることが出来る感性を養う教育が必要です。 右であれ左であれイデオロギーの押し付けは良くありません。 ――商店街活性化策は。 遅れ馳せながら、中心部に、人が快適に住めることを促進する政策を立案すべきです。ドイツの都市を見 ますと、公共交通機関を中心部に集中させて人が集まる或いは人が快適に住める骨格が出来ており、その 充実、拡充の為の基本合意は三十年前に出来ています。 ――二十一世紀福山の青写真。 情報通信産業のインフラ整備を早急にする必要があります。岡山県等の先進県では全県的なネットワーク が組まれようとしていますが、遅れ気味の広島県も、広島―呉―東広島間の光ファイバー網構築構想が発 表され福山は置きざれにされていましたが、何とか仲間に入るようです。 福山の知名度が全国的に低いのは、福山独自の特徴のあるものが、全国に向け、発信できていなかった為 です。琴を作るだけでは駄目で、文化と共に発信しなければなりません。 エコタウン構想は、「ゴミ処理」のイメージで終わってはなりません。環境産業、環境教育の先進地にな らなければなりません。 また、二十一世紀の福山は、ボランティアが、街作りの中心になる街にしたいですね。 ――有難うございました。  (聞き手・宮長)